アニキの恐喝事件（大野航）

平成２５年（わ）第１５９３号

大野 航（20）

強盗致傷、恐喝


おでん事件で
（おでんにクレームをつけに行った）
タナカハルカ、ヤマモト、ミズタの３名がセブンイレブンから大量の商品を持ち帰ってきた。

大野：おまえら良くやるじゃん。（タナカ証言）、
　　　脅して盗ってきたんじゃないのか？心配した（大野証言）
タナカ：脅してきたのかとは聞かれていない（タナカ）
　　　　店員が買ってくれたと聞いたが半信半疑だった（大野証言）
大野：俺も行ってくる（タナカ証言）
　　　以前、気に食わない店員（大柄な）がいたので文句を言いに行くのが目的（大野証言）
　　　ついでにタナカは脅して盗ったのではないと言うが真実を確認したい。ー第２目的（大野証言）
大野はまた脅しに行くのだと思った。（タナカ証言）
ビビっていると思われるのが嫌で付いていった（タナカ証言）
タナカが行けばヤマモト、ミズタが付いてくる（金魚の糞だから）

－４名で再度セブンイレブンへー
大野は以前のクレームを付けに行く為が主目的で、ついでにおでんの件の脅迫のしん真偽を確認したいと思っていた。（大野証言）
大野：入り口前を素通り、店外の防犯カメラの下（死角）へ移動。（防犯カメラ映像）
　　　タバコを吸うため（大野証言）
　　　タバコは吸っていなかった（タナカ証言）
ヤマモト：店内へ、店員を連れて大野の元へ（防犯カメラ映像）
　　　　　　　
ヤマモトが連れてきた店員は大野が文句を言いたい相手（大柄な店員）ではなく一味が先ほどおでんのクレームをつけた相手。
しかも店に行った第２目的であるおでんの被害者を前にしながらタナカ等から脅されたか否かを確認していない。

店員は正座しようとしたが大野に足を崩せと指示される。
正座することは周囲に対して異変をアピールする目的だった。（被害者証言）

ー中略ー

一味の中ではタナカが腹痛を訴える配役が決まっていた、タナカ＝大野の妹（タナカ証言）
大野はバイトの日当（休業補償）を請求しても良いのではないかと言っていた（タナカ証言）
タナカハルカは生活保護受給者＝働いていない。
タナカはお腹が痛いと言っているが仮病じゃないかと思っていた（大野証言）

大野：妹（タナカ）がおなかが痛いと言っているんだよね。（被害者証言）
タナカは腹をさすっていた。、小用でトイレへ行った。（タナカ証言）
タナカはトイレに行ったが直ぐ帰ってきた（被害者証言）

大野：妹を医者にだけは行かせてやりたいんだよね。（被害者証言）

タナカが仮病を使っていないかを確かめる為、医者へ連れて行くと言えば仮病がばれるのを恐れて、タナカは本当の事を言うのではないかと考えた（大野証言）

大野：医者に行ってお腹を診るだけならば３～５千円もあれば足りる（被害者証言）（大野は否定）
　　　けじめとして払った方がイイんじゃない（被害者証言）（大野は否定）
　　　払わなくても良いんだよ、どうなるか分かってるな。
　　　人を使って探したって良いんだぞ。

対する大野の主張は被害者がどうしても１万円を払うと言って聞かないので仕方なく「借りる」事にして、被害店員が勤務を終える迄待って１万円を受け取ることにした。
店員がどうしても払いたいと言って聞かないので面倒なので借りる事にした。（大野証言）
面倒ならば、そのまま不問として帰れば良いと思うのだが。なぜ店員の勤務終了迄待つ必要があったのか理解出来ない。

大野は結局、コンビニに行く本来の目的であった
「店員（大柄な）に文句を言いに行く」（店内には大柄な店員もいた）
こと無く、
「気の弱そうな店員（モヤシ）を店舗外に呼び出してお金を受け取る（借りる？）約束」
をして帰ってきた。
↓
借りてきたはずのお金はみんなで分配
独り占めにしたと思われたくなかった（大野証言）
↓
タナカの治療費は自分が払うつもりでいた。（大野証言）
（ナマポタナカは医者でお金掛るの？イリョウフジョハ？）

検事：医者へ行ったのか？
大野：夜中～早朝だったので、帰って寝た。
昼過ぎに起きたら…
タナカ：治った。…結局医者には行っていない。
おでん（シラタキ）は食べていない（タナカ証言）
結局、シラタキを食べたのは大野と店員である。以下感想
大野：濃かったけど普通。
店員：…（特に異常は感じなかったのだろう）。

１万円強取（借りた）後の会話。
タナカ：航（大野）先輩口うまいですね。
大野：頭使ってるからな。（…だそうである。）

【クレームの内容】
大野はおでんのクレームを付けに行ったタナカ等が大量の商品を持ち帰ってきたことから、自分も以前のクレームを（今更）言いに行くと言って再びセブンイレブンに赴いた。

クレームの理由は
１、袋詰めが雑だったこと。
２、ありがとうございました、と言ってもらえなかったこと。

なんとも，細かい男である。（個人的な感想です）
これだけ繊細な大野が被害者（モヤシ）にどの様な謝罪っぷりを見せるのか気になる。

他方、大野は反省文（謝罪文？）では出所したら直接謝罪したいと述べているのであるから被害者は不気味でたまらないだろう。

この後、犯行は援交狩りへ続く