今週はレコーディングとレコーディング準備にメンテナンスと講師、土日は無給のマネジメント業務😂
普段は都内との往き来が殆どなので
埼玉県⇔都内の往復は全く苦を感じないのですが
リゾートスタジオでの仕事の時や無給マネジメントの時は都内を超えたり首都高に乗らずに
直接高速道路に乗って向かったりする訳で
タイムスケジュールやら駐車場やら食事やらで
悩みます
特にマネジメント業務時は入り時間などのタイムスケジュールには細心の注意を払って動いてます
早く着けば当然待ち時間も長くなるので
車中泊ブーム到来以前の2005年くらいから山々の渓流に行っては気ままに車中泊をしていたので苦では無いはずでしたが、街中ではやはり何かと快適さに欠けますね
今日は待ち時間に耐えかね
ラーメン🍜を食べに行ってしまいました😆
マニアックレポートコラム
※写真とコラムは無断転載禁止です
先日レコーディング準備で行った先にて
ラージスピーカーのtuningをしました
ラージスピーカーとはウーハーは約30センチのダブルLchRch2台
人間の可聴範囲は20khzから20hzと言われてます
全帯域の音(オシィレーター正弦波発信機)を一斉に出力すると
ザーっと台風の日に海に行って聞こえてくる波の轟音に近い音が鳴ります
その状態でaudio frequency analyzerを用いて現状の出音量を確認できます
現状のデータ表示がこうだからこういう音が出るんだ!と言う単純なものでなく
パーツによるHi Lowのスピード感の違いやネジの緩みやエンクロジャー(スピーカーの箱)
の乾湿状況内部の重みスタジオ(コントロールルーム)の温湿度や構造物など
様々な要因で実際の耳に伝わるまで影響してきます
今から20数年前にいたレコーディングスタジオではこのスピーカーチューニングを
時に逃げ出したくなるような精神状況になりながらも数ヶ月に一度ABC各スタジオ毎にやってました
その他当時あったSONYのプロオーディオ部門の開発者の方と
開発中の100khzまで出力するラージスピーカーを一緒にネットワークチューニングさせていただいたり
した経験に大変感謝しております
今でも調整依頼があると関係性ある無し関わらずコンサルや実際のチューニング作業など
やらせていただいてます
今回はたまたま私が実施した他のスタジオでレコーディングした知り合いのアーティストが
そのスタジオのラージの鳴りを気に入って
アーティスト)うちのスタジオもあーならない?と言われ
私)あー?あそこ俺がやったんだけど?笑
アーティスト)え?マジで?早く言ってよ?
私)いやいや今初めて聞いたし笑
とちょっと鼻高々に笑しながらチューニングをいたしました
チューニングは3hくらいかかりましたが満足いただける鳴りとなりましたが
個人的にはまだ不完全燃焼で
もうちょい攻めたいところでした
ラージスピーカーは各プロユースのレコーディングスタジオの顔であり
個性であり音のスタンスでもあったはずですが
コスト削減や技術知識不足や音楽業界のインスタント化?により
年々このような音に拘ったラージがあるスタジオが減って行き
代わりにアクティブミディアムスピーカーで完結してしまっている
インスタントなスタジオが増えたためか?
そこは顕著に音として音楽業界全体として現れていると思われ
横一線の同じ様な音の鳴りの楽曲が増え
私には全く面白味を感じない状態となっております
デジタルは直線横一線
アナログは上がったり下がったりの波〰︎オルタネイティブ
全てのデジタル化が進むとこの予測不能な上がり下がりを
予測可能で制御管理可能な形になるのだろうと感じております
生き物のように物量で躍動的に動く音
全てを管理下に置きコントロールした音
どちらも音楽として成立しておりますが
私は生きている音が好きだなぁ〜🎶
車中泊も暑さ対策グッズや快適グッズ等
課題が見えてきましたね
では🖐️
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