祇園祭終了

2011-07-31 | 祇園祭
今日で祇園祭終了です。

実際には今月29日の「神事済奉告祭」で,
祇園祭の終了を奉告し神恩を感謝する神事が行われています。

7月31日である今日は,八坂神社境内にある疫神社にて夏越祭がありました。




「夏越祭」とは他の神社と同様,
鳥居に大茅輪を設けて参拝者はこれをくぐって厄気をはらい,護符を授かる神事です。

疫神社前には,各町内会や稚児会,婦人会等の人々が参列していたのですが
その数,推定500人以上! なので「かしこみ かしこみ申し上げ候~」が始まり,
全員が参拝し終わるのに1時間以上もかかっていました。

その間の雅楽はテープではなく,4人の楽士が生演奏。 素晴らしい!演者たちです。


その後,
神主さんや楽士さんたちは社務に戻り,一般の方々も自由に参拝することができます。
... が,参拝を希望する人は,すでに長蛇の列。 先頭の人は2時間待ちだったとか ?!


あまりの人の多さに途中で退散。
あとで参拝しようと
天然の打ち水“夕立♪”を見送ってから訪れてみたら,すべてが撤去された後でした。

残念。 (ToT)

神輿洗い

2011-07-28 | 祇園祭
1か月に及ぶ祇園祭も,そろそろ終盤です。

今月10日の神輿洗いと流れは同じですが,今回は神輿を洗って蔵の中へしまいます。

ということで・・・
今日も夕方~夜になると,八坂神社前から四条大橋までの通りが一時封鎖されます。


火柱が神輿の案内役として事前通過するときには
片側通行できたり,バスだけ通過okだったりもしますが



火柱が神輿とともに八坂神社~四条大橋間を移動するときには封鎖されます。



四条大橋の上で神輿を洗った後,八坂神社に戻り,蔵の中へ。


神輿を洗う前後に神主さんが祈りをささげるのですが
1~3歳くらいの小さな子を抱っこしたり肩車したりしたお父さん(祭り関係者:担ぎ手)が
神主さんのもとへ自然と集まってきます。

「子どもの未来に幸あれ」 と祈る父心なのでしょうか。

「無垢な心で神事を見守る」 という意味があるのかもしれません。


時間に余裕のある方はお越しやすぅ。

お急ぎの方は四条通りは避けましょう。人も車も動かなくなる可能性があります。
もちろん地下にもぐれば渋滞知らずです。(*^^)v

還幸祭

2011-07-23 | 祇園祭
明日は,いよいよ「還幸祭」


午前中は「花傘巡行」といって
子どもたちが八坂神社の石段下を出発して,四条通などを歩いたり
舞踊の奉納を行ったりする神事が行われます。


「還幸祭」は夕方5時ごろから,四条御旅所を3基の神輿が出発し
市街地を巡り,三条御供社で祭典後,神輿に明かりを入れて
午後9時ごろ~11時ごろまでに八坂神社に還幸されます。


夏休みが始まったし,週末なので,交通渋滞起きそうだなぁ

宵宮祭

2011-07-15 | 祇園祭
八坂神社で宵宮祭

本殿で祈りを捧げたあと,一時境内を暗くして御霊を御輿に移す神事です

でも
傍目にはよくわからない...と思う



御霊を御輿に移したあとは,たくさんの人が祈りを捧げます



キラキラしていて,とてもキレイ☆ミ


明日は石見神楽です

宵山

2011-07-15 | 祇園祭
宵山とは
17日の山鉾巡行に向けての前夜祭 : 夏祭りのことで
16日が宵山,15日が宵宵山,14日が宵宵宵山と言われています。

各山鉾町周辺では,山鉾の見学はもちろん
いろんな屋台が細い路地の両側に並ぶので
時間帯によっては歩くのも難しいほどの人混みになる箇所もあります。

歩行者天国も
日によって徐々に範囲が長くなり
最終的には八坂神社までの四条通が“歩行者専用道路”になります。
祭りを目一杯楽しもうと思ったら,四条烏丸~八坂神社を歩くことに。


旦那衆の粋な計らいでしょうか? 八坂神社前で
舞妓さん芸子さんが接待してくれる屋台をみたこともあります。

また
メイン通りである四条通が歩行者天国ということで,
車の交通には,かなりの制限がでてくるので要チェックです。
ホントに半端ない範囲なので注意してくださいね。 (・・)/

なので
歩くのに疲れたから 「タクシー or バスに乗ろう!」 は無理ですよ。
♪行きはヨイヨイ~帰りはコワイ~♪ですよ。
歩き疲れたのに,仕事帰りで疲れているのに
歩かないと帰れないという悲しい結末に涙も出なかった経験があります。

地下鉄は通っているので,
阪急とか京阪とか市営地下鉄とかを上手に利用してくださいね。