民主主義って日本に合うの？

前から思っていたんだが、日本人に民主主義って合うのか？というか民主主義の意味がわかっている？民族に合致する？ってのは、選挙のたびに思うんだよね。
民主主義を勝ち取ってきた欧米では多くの血を流して今の制度にたどり着いたと思うんだが、同じ頃日本じゃ封建制度で将軍の下で幕藩体制の中で生きてきた。明治になり選挙制度が導入され一軒欧米並みにとなったが、それまでお上の言うことを盲目的に信じ生きてきた国民であり、また、お上も善政をお施すよう努力してきたわけで、決して独裁政治でも無かった。ま、全体主義的な要素はあったんだが、大正・昭和と戦争というやっっかいな国家間の主義主張のぶつかり合いの中で、国民の意識を統合させるために天皇制をお用いていたということが言える。
敗戦後、いきなり民主主義だ！と言われたが、そもそも民主主義・選挙制度を学んできていない、おまけに集団行動で組織の上部からの指示によって投票相手を決めるような集団心理の働く民族に、果たして民主主義が定着するのか？正しい民主主義が浸透するのか？って疑問に思ってきた。
民主主義の根幹である選挙行動では、自分で考えて投票行動をするべきだが、日本じゃ地縁血縁等などで自分の本来の意思に関係無く、組織ではこの人にといえば、阿呆な候補にでも投票してしまう。二世のボンボン議員への投票などこうした心理での行動だろう。

民主主義の学習を十分にしていない国民はただ流されて投票しているだけ。
それを正しい行動にするためには、小学校から民主主義とはなんぞやという学習をきちんとしなければならない。
そうしないと、組織力・資金力をもっている与党がずーっと政権についている、民主主義の名を借りた一党独裁国家にしかならない。不平不満で騒ぐ前に民主主義とは何かという基礎教育を取り入れさせるのも野党の政策にすれば良いものを・・・・彼らもまた組織票で当選している、能なし議員。
日本には真の民主主義は育たないのかもしれない。