香川県小豆島町の観光施設「二十四の瞳映画村」の菜の花畑に、早くもこいのぼりがお目見え=写真。春の潮風を受けながら大空に泳ぐ姿を、訪れる観光客が楽しんでいる。
映画村は同町出身の作家、壺井栄の作品「二十四の瞳」が映画化された際のオープンセットを保存・改修して運営。こいのぼりは作品に登場する女の子7人、男の子5人にちなんで赤色7匹、黒色5匹を竹ざおを使って掲げている。
映画村内では、観光客らに物語の時代背景などを懐かしんでもらうため童謡や小学校唱歌など昭和初期から歌い継がれている曲を流している。4月上旬には畑に菜の花が咲き始める。
福島県郡山市から友人と訪れたという大学生、鈴木唯真さん(25)は「弟のために家族で大きなこいのぼりを掲げていたころを思い出し、懐かしい」と話していた
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