8月の記録的大雨で被害を受けた杵島郡大町町の復旧にあたっていた自衛隊の災害支援活動が6日、終わった。大町町役場では300人を超える町民が詰めかけて終了式があり、住民救助や油の回収など多岐にわたった40日間の活動に感謝し、列をつくって見送った。
豪雨があった8月28日から大町町に入り、浸水家屋からのボートによる住民救出や鉄工所から流出した油の回収、大型車両を使った災害ゴミ収集、道路の消毒、風呂の開設などざまざまな支援を重ねた。
約200人の自衛隊員が出席した終了式では、陸上自衛隊西部方面特科連隊第4大隊長の飛田(ひだ)幸一朗3等陸佐が活動の終了を報告。
水川一哉町長が「かつてない被害に見舞われた町が少しでも復旧できたのは皆さんの力のたまもの。まだ甘えたい思いもあるが、鋭気を養って新たなミッションに挑んで下さい。みなさんの活動に大町町民がエールを送っています」とお礼を述べた。
大町保育園の園児がダンスと花束で活動をねぎらい、大町聖太鼓の会が「みなさん本当に格好よかったです」とお礼を述べて太鼓を披露。町民も一緒に記念撮影して見送った。
自衛隊は武雄市での支援活動も7日に終了する。陸上自衛隊だけでも、佐賀県内でのべ8700人、2900台の車両が支援活動するにあたった。
豪雨の要請で即出動し自衛隊の作業を被災地の人たちが、どれほど40日間の作業に感謝の気持を受ける様な仕事をしたに相違ない事が伺える。
作業を終了し帰る際、被災地から、花束贈呈・300人余を超える人達が並んで見送る被災地等のの姿に、自衛官等はどれ程嬉かっただろうと察するものです・・・
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