こんな時に……と◆、今後も夏から秋へと、台風など自然災害の脅威は増すばかり。
特に、ここ数カ月の間に東日本から中部地方にかけて、緊急地震速報を伴う地震が何度も起こった。6月25日早朝には、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6・1の地震が発生。最大震度5弱を記録したこの地震は、東日本大震災の余震だと気象庁が発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、さらに地震への備えも? と思われる方も多かろう。 しかし、実はこの4月、政府は富士山の噴火についてある警告のシミュレーションを発信していた。コロナ禍に埋れ、ほとんど顧みられなかったその驚愕の内容に触れる前に、まずは専門家の意見を聞いてみよう。 「地震が頻繁に起こる中で、日々防災意識を高めるに越したことはありませんが、自然災害の中で人類に大きな被害をもたらすのは、地震よりも火山の噴火だと思います」 と話すのは、日本地震予知学会会長で東海大学教授の長尾年恭氏だ。
「たとえば、北米最大の火山地帯・イエローストーンは、噴火すればその火山灰によって全米を壊滅状態にさせるとの試算が出ています。遡って、約7300年前に起こった薩摩半島沖の鬼界カルデラの噴火では、四国以西の縄文人を破滅に追い込んだと言われています。その噴火を境にして、縄文土器の形式が南方系から北方系へと完全に移行しています」
イタリアのポンペイが亡んだように、ひとつの国家ばかりか文明までを根絶やすのが火山の噴火。それが地震と連動して引き起こされることが、近年の研究で明らかになってきた(WEB抜粋引用)
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