大分県竹田市戸上の七ツ森古墳群(国指定史跡)でヒガンバナが見頃を迎えた。一帯を赤く染め、市内外から訪れた多くの人が観賞している。9月下旬まで楽しめそう。
14日はあいにくの雨天。古墳群はもやに包まれたものの、赤い花のじゅうたんが映え、幻想的な雰囲気を生み出した。早朝から雨がっぱ姿のアマチュアカメラマンがさまざまなアングルで撮影を試みた。 豊後高田市黒土から訪れたは「趣があり、大変美しい。花数はとても多く、見応えがある」と喜んだ。
竹田市などによると、広さ約2千平方メートルの古墳群周辺に、20万本以上が自生している。地元の3自治会で構成する「彼岸花祭り実行委員会」は、20年以上にわたって草刈りなどを続ける。今季は8月下旬から花が開き始めたという。 新型コロナウイルスの影響により、昨年に続いて祭りは中止になった。「夏場の長雨のせいか、例年よりも開花は1週間ほど早い。訪れる人は感染予防に注意しながら楽しんでほしい」と呼び掛けた。
万葉集(奈良時代の歌集)にある柿本人麻呂の歌 | ||
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