◆イギリスのエリザベス女王が気候変動問題での各国首脳の対応について、「イライラする」と語る様子が報じられました。

　これはエリザベス女王がウェールズ議会の関係者とカミラ夫人との間で行った会話が、かすかにカメラのマイクに収録されていたものです。聞き取ったイギリスメディアによれば、女王は、来月スコットランドのグラスゴーで行われる気候変動についての国連の会議「ＣＯＰ２６」について、「いろいろ話題になっていますが、まだ誰が来るのかさえはっきりしません。わかっているのは誰が来ないのかだけです」と述べた上で、「口ばかりで実行しない人たちには本当にイライラしますよね」と不満を口にしました。女王をはじめ王室の主要メンバーは、期間中にグラスゴー入りして様々なイベントに出席する予定です。

　ジョンソン首相はグラスゴーにできるだけ多くの首脳を集めたい意向で、アメリカのバイデン大統領は出席を表明していますが、イギリスのタイムズ紙は、中国の習近平国家主席が出席を見送ると報じ、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、ブラジルのボルソナロ大統領らはまだ出席するかどうかはっきりさせていません。なお、日本の岸田総理も、まだ検討中だとしています。(WEB引用投稿)   

若い者に任せ「イライラ」しないで待っていてください