岐阜県にある2億1500万年前(三畳紀後期)の地層から、海洋のプランクトンが大規模に絶滅していた証拠を発見したと、熊本大学や海洋研究開発機構などの研究チームが発表した。
巨大隕石の衝突が原因とみられる。英科学誌サイエンティフィック・リポーツで報告した。
この地層は2億1500万年前、海底にあった。研究チームは2013年、この地層で直径3・3~7・8キロ・メートルの巨大隕石が地球に衝突した痕跡を発見しており、この衝突が環境に与えた影響を調査してきた。
その結果、隕石が衝突した前後で、動物プランクトンである「放散虫」が21種中18種絶滅したことが判明した。食物連鎖を支える植物プランクトンも数万年間減少し、放散虫は数が回復するまで、約30万年かかったことがわかった。(読売新聞)
巨大隕石
様々の宇宙の神秘
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