青森県西目屋村の津軽ダムで22日水陸両用バスの乗車体験会(村主催)があった。家族連れなど約140人がダム湖の水上から周囲の紅葉を満喫した。村では津軽ダムに観光客を呼び込もうと、来春の本格運行を目指している。
バスは全長約12メートルで定員39人。体験会は、スクリューを稼働させる約20分の水上走行を含め約1時間。参加した同県野辺地町の小学4年及川敦司君(10)は「バスが湖に入る瞬間が面白かった」と満足そうだった。
漂流物に阻まれて水上を進めなくなるトラブルもあった。予定していた体験会計5回のうち2回が中止になり、本格運行に向け課題を残した。
西目屋村では津軽ダムを観光資源にしようと、2012年から水陸両用バスの実証実験を実施している。村の担当者は「参加者の感想は良好。トラブルの再発防止も含めて本格運行に備えたい」と話した。(河北新報)
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チョイと違う津軽の紅葉
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