日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」がこのほど、最終の提言書を協会へ提出した。八角理事長(元横綱北勝海)の諮問機関で、山内昌之委員長(東大名誉教授)、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長ら計8人が名を連ねた。令和元年6月から11度の会合を重ね、大相撲の目指すべき方向性を示し、大所高所からさまざまな提言を取りまとめた。
同会議は現役時代に著しい実績を残した力士に対し、引退後に現役名のまま親方になれる「一代年寄」についても言及。現在の協会の定款に根拠となる制度や規定はなく、一代年寄の存在意義を示すものは見いだされないと論じ、横綱白鵬を含め今後の授与には否定的な見解が列挙されたことは記憶に新しい。 (WEB抜粋引用)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます