これが横綱だと思う。優勝が決まっても照ノ富士は気持ちを切らさなかった。正代に対して頭から当たった。今場所11日目の高安との一番以来、2度目のことだ。それだけ充実していたのだろう。左まわしを取ってから深く差して正代が巻き替えに来たところを一気に寄り切った。余裕のある盤石の攻め。横綱相撲である。
正攻法の攻めで照ノ富士時代を築いたといえる。大関から序二段まで落ちて復活の階段を一歩一歩、駆け上がりながら“照スペシャル”を完成させた。鋭い踏み込みから左前まわしを取って相手を引き付ける。この相撲がある限り、膝への負担は軽減され、安定した成績を残すことができる。
今場所を見ていて、横綱と大関以下との差が開きすぎていると感じた。薄い上位陣の奮起を期待すると同時に、下から「オレこそは」と名乗り出てくる若手が欲しい。若隆景か豊昇龍か、それとも琴ノ若らが相撲界の新しい地図のピースになってくれることを期待する。 (WEB引用投稿)
大関から序二段まで落ちて復活の階段を一歩一歩、
駆け上がりながら“照スペシャル
この努力が人生を左右する
若い諸君も参考にしよう!
明日は我が身と思いながら
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