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K.A.R.Dで思い描く”夢よもう一度”
Envisioned by K.A.R.D. "Dream one more time"
”K.A.R.D”は男女2名ずつの混声グループだが、デビュー前に発表したMV「Oh NaNa」と「Don't Recall」の2曲が、新人グループとして高い関心を集めている。
今年2月に発表したMV「Don't Recall」は視聴回数を伸ばして、現在は1300万を突破している。
昨年12月に発表した「Oh NaNa」も1000万の大台に乗ってきた。2曲とも視聴回数をじりじり伸ばしている。
音楽は飽きられてしまえば視聴回数はぴたりと止まる。
”K.A.R.D”の音楽がたゆまず視聴され続けてるのは、支持層が広がってるか、固定ファンが付き始めたからのどっちかでなかろうか。
DSP事務所も好感触ととらえたからこそ、K.A.R.Dを米州ツアーに送り出すと決めたに違いない。
なぜアメリカやブラジルなのかは、iTunesメインチャートやユーチューブなど、支持を受けている地域の分析を行った結果と思われる。
ただ、新人グループがいきなりアメリカに出向いて公演を行うのは冒険もいいところである。失敗すればデビューがご破算になる可能性だって出てくる。
そういえば思い出す。あのKARAも一か八か、当たって砕けろ、で日本市場に上陸してきた。
DSPにすれば”K.A.R.D”を押し立てて”夢よもう一度”のアメリカツアーなのかもしれない。
K-POPは現在、ボーイズグループを中心にグローバルな活躍が始まり出している。
新人とは言いながら、”K.A.R.D”のパフォーマンス力は高い。
”K.A.R.D”のアメリカツアーによって、K-POPのグローバルな展開が現地でガラッと変わる可能性もないとは言えない。
K.A.R.Dは、”夢よもう一度”のDSPの期待に見事応えられるであろうか…。