BTS「韓国大衆音楽賞」受賞
BTS “Korean Popular Music Award” winner
★「韓国大衆音楽賞」→→→ 韓国大衆音楽賞選定委員会が主催する大韓民国の音楽賞で、売り上げではなく音楽の芸術的価値を選定の基準にし、主流、非主流の境界なしに、韓国大衆音楽賞のバランスの良い発展のために設立された。
BTSが韓国内でどんな風に位置付けされてるグループかは知らない。
だが、欧米を含め、世界に向けてのBTSは「大衆音楽賞」をもらうにふさわしい活躍を見せている。そう思う。
欧米先進国、特にアメリカでは十代の若者層を集中的に取り込んでアイドル熱風が吹き荒れている。市場への貢献度だけでなく、カルチャーとしても若者への影響力も大きいものがある。
しかし、注目したいのは新興国や底辺生活者たちの多くがBTSの音楽に触れ、楽しみだしている点である。それをユーチューブの動画を通じて強く感じ取った。
市場への反映は皆無に近いだろうが、音楽は本来、金のかからない娯楽のはずである。少なくとも安く楽しめるはずのものだ。
たとえば”AMAｓ”のステージを何十人ものファンがひとつ屋根の下、TVの前に集まり、BTSのステージに声を枯らし必死に声援を送る。感極まって涙を流していたりもする。そんな動画があちこちの国や地域から何本もアップされている。
たくさんのファンがそんな風にBTSの音楽に親しんでいるわけである。
おそらく、BTSの音楽は世界の多くの人たちのもと…中東やアフリカにもラジオやTVを通じて流れ、一緒に歌ったり踊ったり、ファミリーな愛され方をしているように思えるのだ。
「韓国大衆音楽賞」でもいいが、彼らに「世界大衆音楽賞」の名を冠してあげてもいいように思う。
