ウォニョン(IZ*ONE)の夢と成長
Wonyoung (IZ*ONE)'s dream and growth
IZ*ONE チャン・ウォニョン、髪を〇〇しただけで「大人っぽくなった」と大好評! 一体どこが変わった?
ウォニョンが中学3年生なのは信じられない。
”プロデュース48”のオーディション進行中から、
「中学2年生にしては歌やダンスともに表現力が豊か。ステージ力はすでにプロ」
そんな印象を受けた。
しかしふだんや練習時のウォニョンは子供っぽさに溢れていた。どこの中学でも見かける無邪気でノッポの少女だった。
だが、IZ*ONEの一年間の活動を通じて彼女は著しい成長(変貌?)を遂げた。
ステージにあってもVライブを通じても、見ている時は変貌していく様子は感じ取れなかった。だが、今の姿に触れつつ三ヶ月や半年前の映像に見入ると、日々の中では見えなかった彼女の成長の様子を細かく感じ取れる。
ウォニョンは中学2年生から3年生になっただけである。外から見ている分にはそんなに変わっていないが、中身が変わったのだ。
プロのタレントとして仕事で大人の社会にもまれてきたことが大きいだろうか…。
IZ*ONEは練習を積み重ねて仕事でステージに立つのを繰り返してきた。目の前にはいつも自分たちのステージを喜んでくれるファンの姿があった。ステージの上からファンの姿を見ているだけでなく、積極的にファンのいる場所(世界各地)に出向いていって自分たちの音楽を披露した。見も知らぬファンがそれを喜んでくれた。
中学生のウォニョンはそれが嬉しくてならなかっただろう。
「もっと努力してもっと成長した自分を見せていきたい」
IZ*ONEは日韓合同のガールズグループなので、日本のテレビに登場する機会も多い。
あるテレビ番組出演で、各メンバーらに”生まれ変わったら誰になりたい?”のコーナーが出てきた。
お遊びとは言いながらそこには本音や真実もこもる。
「次に生まれ変わる時も自分がいい」
と答えるメンバーもいたが、ウォニョンと答えたメンバーが4人いた。
メンバーそれぞれ理由をあげていたが、宮脇咲良はこう答えていた。
「容姿もそうですが、15歳でこの完成度です。なりたいと憧れます」
咲良の指摘した”15歳でこの完成度”には深い含蓄がある。
ウォニョンに完成度を促したのはその年齢で、プロのタレントとして多くのステージをこなし多くのファンに触れたことだろう。
ウォニョンの抱いていた夢は現実となり、いつしか使命感に変わっていった。そのエネルギーがウォニョンやユジンらの成長と変貌の推進力となった気がする。