雨の記号(rain symbol)

ときわ荘ノート(2)



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 5月30日、日本で1stアルバムの発売とともにオリコンデイリーランキング1位。ウィークリーランキングもむろん1位。
「ラブレイン」の視聴率不振はやたらとりざたされたが、暗雲たちこめたのは自国(韓国)だけで、よそではせいぜい飛行機の影が通り過ぎた程度だったのではないか?
 チャン・グンソクの変らぬ人気はそれを証明しているかに思えてくる。
 というのも、自身の料理ノウハウをたっぷり詰め込んだ料理本を今度は発売してくるからだ。
 彼の写真集やエッセイが豊富に盛り込まれているというから、ファンにとってはたまらない一冊になりそうである。これをキッチンに持ち込み、彼の好きな九節板、キムチ鍋、ケジャン(蟹の漬物)、などをつくっている女性ファンの姿が目に見える。そして、背後のテレビは「ラブレイン」を映し出しているのであろう。



 パク・ミニョンは好きな女優であるが、彼女のドラマを見る機会に恵まれない。仕事で多くの時間を奪われるものだから、休みの日は家に閉じこもって何かやっている。この頃、新聞や本などはジェット機よりも早く読み飛ばし、ネットの記事なども数秒から十数秒眺めて読んだ気になっている。
 ところがドラマは飛ばして見ることが出来ない。音楽もそうだ。結局、日々の大半はこれらに費やされている。そうして見たドラマや聴いた音楽のほとんどは心の引き出しにしまわれたままだ。その引き出しを開ける機会もなかなか得られそうにない。次が出てきているからだ。
 パク・ミニョンのシティハンターは、KARAのク・ハラも出ていたことだし、フジテレビで放送されている時、録画してみようと予定を立てた。だが、放送とっぱなから予定は崩れ、そのまま見ないままで終わった。茶の間で自然に見る機会が来るのをじっと待っている状態だ。

 パク・ミニョンの出ているMBCの『Dr.JIN』は相手役がソン・スンホンなのでぜひに見たいと思っているドラマだ。
 彼女の演技力は「トキメキ成均館スキャンダル」で実証済みだ。2、3話見ただけだから偉そうなことは言えないが・・・。
 彼女の演じる朝鮮時代の肝っ玉お嬢さんは、原因不明の病気にかかったジン・ヒョク(ソン・スンホン)をどんな風に助けるのであろう。
 ネットで見てもいいが、焦げ付いた場面をじっと眺める空しさを何度も味わった。気力が衰えたのでムダでもよしの意欲はわいてこない。
 茶の間に入ってくるのを気長に待つとしよう。
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