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『メリーは外泊中』7.8%、グニョン＆グンソクのキスも通じず…
『メリーは外泊中』が、ムン・グニョン＆チャン・グンソクの「初めてのキス」というビッグカードを出したが、10%台の壁を越えることができなくて視聴率不振の沼に落ちた。
23日、視聴率調査機関のAGBニールセン・メディアリサーチの調査結果によると、22日に放送されたKBS第2テレビの月火ドラマ『メリーは外泊中』は、全国視聴率7.8%を記録した。これは先週16日放送分で記録した8.8%より1ポイントダウンした数字だ。
『メリーは外泊中』は放送前からムン・グニョン-チャン・グンソクという二人の青春トップスターを前面に押し出して大々的な広報に入ったが「二重バーチャル結婚」というありえない素材のせいなのか、お茶の間の視聴者たちに無視されて「視聴率不振」から抜け出せずにいる状況だ。この日の放送ではメリー(ムン・グニョン)とムギョル(チャン・グンソク)は二人の関係を疑問に思うチョン・イン(キム・ジェウク)の疑いをはらそうと初めてキスを交わした。
このキスシーンは放送前にマスコミに先行公開されで話題を呼んだが、結局肝心の本放送では視聴者たちの注目をひきつけるには力不足だった。
一方、同時間帯に放送されたライバルドラマの『ジャイアント』(SBS)は、30.7%で初めて30%の大台を越えたし、『逆転の女王』(MBC)は11.5%を記録した。
（芸能ニュースより）
ムン・グニョンとチャン・グンソクの青春スター共演で話題を呼んでスタートした『メリーは外泊中』だが、低視聴率の網からなかなか抜けきれないでいるようである。
このドラマ（７．８％）の視聴率がどれほどの低さなのか他のドラマ視聴率で調べてみた。
大物 視聴率 : 26.3% ◆ SBS
毎週水・木曜日午後9時55分
コ・ヒョンジョン、 クォン・サンウ チャ・インピョ イ・スギョン
結婚してください 視聴率 : 26.2% ◆ KBS2
毎週土・日曜日午後7時55分
イ・ジョンヒョク、キム・ジヨン、オ・ユナ、ハン・サンジン
ジャイアント (Giant) 視聴率 : 25.9% ◆ SBS
毎週月・火曜日午後9時55分
イ・ボムス、パク・チニ、ファン・ジョンウム
東夷 視聴率 : 24.4 % ◆ MBC
毎週月・火曜日午後9時45分
ハン・ヒョジュ、チ・ジニ、イ・ソヨン、ペ・スビン
隣の家の敵 視聴率 : 22.5% ◆ SBS
毎週土・日曜日午後8時50分
ソン・ヒョンジュ、ユ・ホジョン、キム・ソンリョン、シン・ソンロク
人生は美しくて 視聴率 : 20.2% ◆ SBS
毎週土・日曜日午後10時
キム・ヨンチョル、キム・ヘスク、ウ・ヒジン、ソン・チャンウィ
黄金の魚 視聴率 : 17% ◆ MBC
毎週月～金曜日午後8時15分
パク・サンウォン、イ・テゴン、チョ・ユンヒ、ソ・ユジン
女を知らない 視聴率 : 16.2% ◆ SBS
毎週月～金曜日午前8時40分
キム・ジホ、チェ・ミンソ、イム・ホ、コ・ジェウォン
欲望の花火 視聴率 : 16.1% ◆ ＭＢＣ
毎週土・日曜日 午後9時45分
チョ・ミンギ シン・ウンギョン ユ・スンホ ソウ
笑ってトンヘ 視聴率 : 15.7% ◆ KBS1
毎週月～金曜日午後8時25分
ジ・チャンウク 、ト・ジウォン、オ・ジウン、パク・ジョンア
と、このデーターは一ヶ月前のもので少々古いが、ベストテンはだいたいこんな調子で並ぶようだ。最初、視聴率がよくても篩いにかけられ、おしまいは目もあてられないくらいになるドラマも少なくないが、まれに前半不振でも後半にきて上昇カーブを描くドラマもある。
お気に入りスター同士の共演だけにそうなってほしいが、上記ベストテン１０位の半分にも至らぬ視聴率では上昇の見込みも薄いかもしれない。
ただ、上記データーからみるとドラマ部門は圧倒的にＳＢＳが強く、次にＭＢＣが続き、ＫＢＳはそれに比べさほど力を投入していないようにも見える。
同時間帯としてＳＢＳの「ジャイアント」が30.7%（出演者→イ・ボムス パク・ジニ パク・サンミン ファン・ジョンウム） 。ＭＢＣの「逆転の女王」が11.5%（出演者→キム・ナムジュ チョン・ジュノ チェ・ジョンアン パク・シフ ）。「メリーは外泊中」が７．８％。「ジャイアント」は数ヶ月続いているドラマで、「逆転の女王」と「メリーは外泊中」が新番組ドラマとして１０月度から視聴率競争を挑んだわけだが、「ジャイアント」の視聴率は押しあがり、「逆転の女王」と「メリーは外泊中」がその分の割を食った格好になっている。
内容が悪ければどんな役者を並べても視聴率の取れない韓国ドラマ。「メリーは外泊中」はどんなてこ入れを行って視聴率上昇をもくろむのだろう。ムン・グニョンとチャン・グンソク当人らはもちろん、これをキャスティングしたスタッフも意地があろう。ネットユーザーの声も借りての巻き返しを見守ってみたい。
なお散々な視聴率だったとかいうクォン・サンウ主演「シンデレラマン」だが、ＴＢＳ地上波でやっているのを見たが、そんなに悪くなかった。「少女時代」のユナをヒロインに据えたのが内容に軽い印象を与え、視聴率で稼げなかったかもしれないが、僕はこのドラマ（見れなかった部分もあるが）を楽しんだ。ドラマは内容だけがすべてでもない。お気に入りの俳優を追う楽しみ方もある。
