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顔は本人が作り上げていくもの（BTSのV）
「“韓国を代表する美男子”は人間じゃないかも」BTS Vは〇〇になっても驚異の美貌を維持！ 人間の常識をも超えた衝撃的なビジュアルに唖然
突然見せたりする愛嬌ややんちゃで予想のつかない奇怪な行動などは、２枚目半や３枚目タイプの男女が持ち味としてよさそうである。ビジュアル面の弱さをそういった表現でカバーしたりして、親しみやすさでファンとの間をつないだりするわけだ。
だが、Vにはそういう意図や計算はみじんも感じられない。
だから当初は風変わりで奇異な性格と受け取られた。むしろ変人扱いされ、四次元レベルの「宇宙人」みたいな印象を与えてきた。
そんな彼の人間的整合性を守ってくれたのは並外れたビジュアルだったというのだから皮肉である。これでは順序も逆である。
つまりVは、
「宇宙人みたいな風変わりな子だけど、あのビジュアルだから私は好き！」
って具合に人気が出て膨らんできたのだ。
今となってはVの性格とビジュアルは縦と矛の強烈な二面を誇示しあう独特のスター性を確保するまでに至ってしまった。
K-POPグループの音楽は世界で大きな勢力図を作りだし始めている。人気ボーイズも次から次に世界ステージに上がって来だしている。当然、彼らのイケメンランキングの投票も各所で賑わいを見せている。
ベスト５あたりにVやジョングクの名がなかったりするのも珍しくないほどの多士済々ぶりだが、２０１９年「世界でもっともハンサムな顔 100人」にK-POPグループ最初のノミネートを受けたのはVだった。
純粋に”ビジュアルのみ”というのは出るところへ出たら通用などしないと言ってよい。
心身２面の立体で造形されたVのビジュアルはそうそう簡単に揺るぐことはないだろう。
顔は他者が作るものでなく本人が作り上げていくものだからだ。
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