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チョ・インソンとソン・へギョ主演のドラマ「その冬、風が吹く」がケーブルテレビで放送されだしたので見始めた。
2002年に渡部篤郎、広末涼子主演、堤幸彦監督でＴＢＳで放送されたドラマ「愛なんていらねえよ、夏」の韓国版リメイク作だという。
現在、３話まで見たところだが、チョ・インソン以下共演者の活き活きした演技で引き込まれた。のっけから息もつかせず話が展開し、第１話を見終えた時
すでに見晴らしのいい場所に案内され、無理なく物語を楽しめるようになっている。そんな感じだ。
チョ・インソンの演技は相変わらず切れている。ちょっと怖くて危険でスリリングな男を演じさせたらこの人の右に出る人はいない。切れ長の目とクールな表情演技が独特の雰囲気を醸し出す。
ソン・へギョの演技も毎度ながら安定感がある。チョ・インソンの”動”に対して彼女の”静”が絶妙の味わいである。
このドラマもテレビなどを通じて何度も放送されているが、韓国ドラマ独特の味わいとして”気の利いたセリフ”がある。CMなどを入れるためテレビ放送では場面カットを行う。ストーリーを楽しむだけならそれもよいが、できれば細部のセリフも聞き漏らさないようにしたい。
自分はそのため、某局以外で放送される韓国ドラマは積極的に見る気がしなくなっている。
ガールズグループ「a pink」のヴォカル、チョン・ウンジもなかなかの熱演を見せている。
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