一国一城のガールズグループ

【SM】熱愛説で穏やかでないSM …憂えるアイドル王国

SMが所属歌手の相次ぐ恋愛説ではしかを患っている。

24日にオンラインコミュニティを通じて{ダイナミック・デュオ}の{チェ・ジャ}の紛失した財布の写真が公開され、チェ・ジャと{f(x)}の{ソルリ}の恋愛説がもちあがった。

公開されたチェ・ジャの財布には、ソルリとチェ・ジャの親しげなプリクラが入っていた。「お金はほどよく使え」というメモが書かれたソルリの写真もあった。向き合った親しげなポーズの写真に、一時は消えたの2人の恋愛説に再び火がついた。

これに対し、アメーバカルチャーの関係者は「最近失くしたチェ・ジャ本人の財布」とし「今回のこと自体がプライベートな部分だ。ただし、アーティストのプライバシーをインターネットに流布、公論化させた点については座視しない」という立場を明らかにした。

19日には、{少女時代}の{テヨン}と{EXO}(エクソ)の{ペクヒョン}の熱愛事実も伝えられた。 19日の午前、あるメディアはテヨンとペクヒョンのデートをキャッチした写真を公開して、2人が韓国と海外を行き来する忙しいスケジュールの中でも、時々ドライブデートを楽しみ、交際4ヶ月目だと報道した。

SMはこれに対して「親しい先輩後輩の仲だったが最近になって好感を持ち始めた」と2人の交際を認めた。

特に少女時代は今年の1月1日にユナが最初に熱愛説に包まれ、次々と芸能界公式カップルとなっている。{ユナ}は1月1日に{イ・スンギ}との交際の事実を伝え、少女時代のメンバーの中で最初の公開カップルとなり、続いて{スヨン}が複数回恋愛説に包まれた{チョン・ギョンホ}との交際を公式に認め、公開恋愛を始めた。

4月には{ティファニー}が{2PM}のニックンとの熱愛を認め、アイドルカップル誕生を伝えた。テヨンは、彼女らに続いてペクヒョンとの交際を公式に認め、SMエンターテインメントの最初の公式社内カップルとなり、グローバルな人気を博している最高のアイドル年上女性年下男性カップル誕生に、韓国だけでなく海外ファンらの熱い関心を得た。

SMは所属歌手の恋愛説が相次いで飛び出し、困難な状況に処している。アイドルグループが大部分であるSM所属歌手の性質上、恋愛説はファン層に致命打を与える可能性がある。特にSMは昨年のソルリとチェ・ジャの恋愛説を「親しい兄妹のような仲」と公式否認している。そのためチェ・ジャの財布の紛失により、予期せぬ恋愛説が再び水面上に浮上し、SMの対応に関心が集まっている。

（エンタメニュースより）

　果たして患っているのは”はしか”なのか？　

　”はしか”なら、一過性でいずれ跡形もなく綺麗に治りきってしまうのだが・・・。

　

　

　チェ・ジャと{f(x)}の{ソルリ}に恋愛説がもちあがり・・・（公開されたチェ・ジャの財布には、ソルリとチェ・ジャの親しげなプリクラが入っていた。「お金はほどよく使え」というメモが書かれたソルリの写真もあった。向き合った親しげなポーズの写真に、一時は消えたの2人の恋愛説に再び火がついた・・・）云々のクッション入り熱愛は”あららまた”の気分でもはや驚かない。

　{f(x)}は今、日本や海外で爆発的な人気を誇っているわけではない。

　どっちかというと、a pink、 Girl's Day、Kiss＆ｃｒｙなど新進グループ台頭のあおりで 旧勢力のガールズグループとして忘れ去られ気味である。　

　

　日本では少女時代とKARAが大きなニュースダネになっている。少女時代メンバーの熱愛、KARAのニコル、ジヨンの脱退が大きなニュースになった。ファンの関心も熱かった。

　KARAのハラ、少女時代ユナ、ティファニー、テヨンなどの熱愛はスポーツ新聞の芸能欄を賑わせるほどだったが、ソルリの熱愛は取り上げられるとしてもK-POP関連の雑誌か週刊誌の皮肉入りゴシップコーナーくらいかもしれない。

　

　日本の首都圏からK-POPの推移を眺めているといろいろのことを思い知らされる。

　たとえば、K-POPの推進力となっている事務所の顔の役割を果たしているのはガールズグループだ。ボーイズグループではない。SMエンターテインメントの顔は間違いなく少女時代である。東方神起でもなければスーパージュニアでもない。

　他でいうなら、DSPメディアの顔はKARAだ。YGエンターテインメントは２NE１だ。SISTARはロエン・エンタテインメント（LOEN Entertainment）という具合だ。他にもいろいろあるが、いちいち取り上げない。

　なぜ顔という言葉を使ったか。その理由だが・・・。

　SMエンターテインメントやYGエンターテインメントなど運営するKーPOP事業は良くも悪くも家族性が強い。

　家族性が強いとどうしても一つの色合いが生じてくる。SMエンターテインメントで言えばSM色・・・YGエンターテインメントならYG色というやつである。

　SMエンターテインメントはボーイズグループで強力な布陣を誇っている。東方神起、スーパージュニア、シャイニー、EXOはそのままK-POPの上位を専有してしまいそうな人気グループである。基部では重なっていても独立したファン層もたくさん抱え込んでいる。

　しかし、ガールズグループはどうだろう。ここから少女時代に並ぶガールズグループは一向に出てくる様子がない。事務所が送り出そうとしないのか？　それとも送り出せないのか？

　ずばり、僕は送り出せないのだと見ている。

　つまり、色合いの問題としてである。

　{f(x)}というグループ。人気はあってもさっぱりCDは売れない。個々の能力も相当で、少女時代の面々と比べても引けは取らない。しかし、なぜかファンへのアピールが弱い。

　彼女らのイメージが少女時代のカラーにダブってしまうせいだと僕は判断した。だからぼやけてインパクトは弱い。

　

　DSPメディアもKARAの妹分としてレインボーを売り出したが、やはり伸びきれないでいる。当人たちは意識していないだろうが、結局、KARAのイメージが彼女らにもダブっている。

　

　２NE１の妹たちはどうなるのであろうか？

　ガールズグループは一国一城の主としてデビューしてくるべきというのが僕の意見である（男たちは彼女らに出所不明のかぐや姫のような期待と願望をこめたがるものなのだろう）。

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