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放映終了『ラブレイン』、チャン・グンソク&ユナ「後遺症が残りそう...」
『ラブレイン』のチャン・グンソクとユナがハッピーエンドの結末をむかえた。
29日放送されたKBSの月火ドラマ『ラブレイン』の最終回では父母世代と絡まった運命の糸でつながれたチャン・グンソクとユナが愛を確認して結婚にゴールインする姿が描かれた。
特にユンヒは「あなたたちを会わせようと私たちが30年前に出会ったのではないかとそんなふうに考えるようになった」とし、子供たちの愛と幸福を少し離れた場所で祈る姿で『ラブレイン』が語ろうとした愛とその愛以上のことを見せて濃い余韻を残した。
昨年の秋から70年代のインハ、そして2012年のジュンで生きてきたチャン・グンソクは「70年代から2012年までとても長い間深い恋愛をしたような気がする。長い時間『ラブレイン』にどっぷり浸かっていただけに、とても後遺症が残るようです」とし、「インハとジュンに出会えて幸せだったし、忘れられない大切な作品になると思います。最後まで応援して一緒にしてくださった多くの方々に心より感謝を申し上げます」と、放映終了の所感を語った。
また、70年代のユンヒと2012年のハナを演じたユナは、「とても長い期間の間、共に過ごしてきたのでとてもむなしいような残念な感情が交差しています」とし、「今回の作品は演技に対して多くのことを学び、感じられたし、自ら変わるように努力して得たことが多いのでとても良かったです。愛して下さった視聴者の方々に深く感謝申し上げ、『ラブレイン』を長い間忘れないでおいてくださったらなと思います」と切ない所感を語った。
一方『ラブレイン』後枠には脚本家ホン姉妹の作品でコン・ユ、イ・ミンジョン、ぺ・スジ主演の『ビッグ』が6月4日にスタートする。
(エンタメニュースより)
最初の数話は実際に見て、その先はこの種の記事であらすじ書きを読んだりしながらこのドラマを楽しんできた。見たくなくなったからではなかった。日ごろのリズムでこのドラマを見ていくと味わうべきところ味わえなくなるかと思った。時間つぶしでその時やってるバラエティーを見るのとはわけが違う。
見ようと決めて見るわけだ。何かと忙しいせいもあったが、このドラマはそれなりの準備、しっかり時間をつくって見た方がいいかと思った。
昔は映画館に映画を見に行く時、服装や心の準備をして出かけていったものだ。ほんとに見たいドラマはそんな風にして見た方がいい。
視聴率を上げられないのを理由に、このドラマを評してやたら”陳腐”という言葉が踊っていた。
陳腐なストーリーと台詞で視聴者を逃がしてしまったとの評価がもっぱらだった。
「あなたたちを会わせようと私たちが30年前に出会ったのではないかとそんなふうに考えるようになった」
ハナの母ユンヒの、このドラマの終章をしめくくったセリフらしい。
”陳腐”とは思わないが、50過ぎの男女はまだまだ老け込む年ではない。その年でユンヒは悟ったみたいになって、いささか老成し過ぎてる感じはする。
インハもユンヒも”まつぼっくりの恋”で子供らと張り合った方が人間的でよかったと思うが・・・。
もっとも、経済成長の足音が近づき、若者らの野望や志が活気付いていたにしては、70年代の主役二人、インハとユンヒは控えめでおとなしさの勝った若者だった。
都会的とされるいわゆる現代風マッチな恋愛は、経済成長と深い因果関係を持っている。デートなどの約束事も拘束される労働時間と無縁ではない。
都会で花開いたいろいろの恋の初心(不器用)の面を二人は背負わされたのかもしれない。
恋愛ごっこを楽しむジュンの登場は、同時に経済も熟し、技巧やスタイル、方法が世に蔓延していることを示しているだろう。
ジュンとハナは本物の恋を見つけてハッピーエンドということであろう。
ユン・ソクホはドラマの世界と格闘しながら、同時的にチャン・グンソクやユナの将来にも目を向けていたように感じる。
韓流ドラマ、K-POPのプリンスとプリンセスだ。下手なドラマで二人の将来に傷をつくるわけにはいかなかっただろう。
着地が無難なハッピーエンドだったのはそのせいだったかもしれない。
しかしこれは案外と成功かもしれない。
二人がスターとして大成すれば、いつまでもリピートされる初期の抒情作品となる可能性もある。
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