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韓国ドラマ「熱血司祭」から
〇 イ・ハニの繊細かつユーモラスな演技に注目
一括配信となっていたから暇を見つけて気楽に見ていたら、1昨日の夜、配信終了が4月30日までとなっているのに気づいた。
いったい何話まであるかと調べたら、全40話となっている。30分もので24話くらいだろうと思っていたので焦った。うろたえた。
視聴途中は20話あたりだったからだ。
脚本はよく出来ている。俳優陣も素晴らしい。
主演のキム・ナムギル(キム・ヘイル役)、ヒロインのイ・ハニ(パク・キョンソン)、キム・ソンギュン(ファン・チョルボム)、クム・セロク(ソ・スンア)らはすっかりドラマ内の人間になりきっている。
中でもイ・ハニの演技は凄いと思ったが、キム・ナムギルはじめ、他の俳優の演技も負けていなかった。
出演陣すべてが息を合わせ、そこにしかない世界を現出させていた。
これを途中下車で終わらせるのはもったいないと思った。経験から途中下車してしまうと次に見る日はずっと先になってしまうからだ。
そうして昨日の朝からテレビ画面に張り付いてこのドラマを視聴したわけだった。
特殊情報員の仕事に身を染めていたキム・ヘイルは、ある任務を遂行中、上司の命に背けずに手りゅう弾を投げ込み、多くの子供たちを爆死させてしまう。
以来、ヘイルは無垢な子供たちを爆死させた罪の意識に苛まれ、心を病んでしまう。仕事で役に立たなくなったヘイルは同僚らにもバカにされ、浮浪者にまで身を落とした。
酒を浴びるように飲んで路地で野垂れ死にしそうになっていたヘイルを助けたのはイ・ヨンジュン(クダム聖堂の主任司祭)だった。
ヘイルはイ主任司祭の深い愛に触れて”人間性”を取り戻していった。
いつしかイ・ヨンジュンを恩師と崇めるようになり、自分の司祭の道を歩もうと決心したのである。
このドラマはヘイルが再生の道を歩もうとするところから始まる。
深いとか浅いとか、テーマとかの話は抜きにして、自分はこのドラマに80点を与えたい。
出来栄えについては”見れば分かる”と付け加えたい。
ぼちぼちと、のんびりと見ている時は及第点に過ぎなかったが、バタバタ追われて見だしたら、キム・ナムギル、イ・ハニ、キム・ソンギュん、コ・ジュン、クム・セロクの熱演がツボに入ってきて面白さが増してきた。
イ・ハニについては、輝くか狂うかの演技とは一転してて、これほどにコメディーのできる女優だったのか、と驚かされた。
パク・キョンソンのユーモラスな役柄を隅々まで計算しきった彼女の演技は特筆ものだった。ソウル大卒の知性を、演技で磨きこめばここまでになるのか、と感心した次第だった。
キム・テヒとは仲がよかったけどな~とも…。
★ 韓国ドラマ「熱血司祭」
主な登場人物
キム・ナムギル ★キム・ヘイル クダム聖堂の司祭、元国家情報院要員
キム・ソンギュン ★ク・デヨン クダム警察署刑事
イ・ハニ ★パク・キョンソン ソウル中央地検検事
コ・ジュン ★ファン・チョルボム テボム貿易代表、元暴力団のボス
クム・セロク ★ソ・スンア クダム警察署新人刑事
チョン・ヨンジュ ★チョン・ドンジャ クダム区庁長
キム・ヒョンムク ★カン・ソクテ キョンソンの上司、部長検事チョン・インギ ★ナム・ソック クダム警察署署長
ハン・ギジュン ★パク・ウォンム 野党国会議員
イ・ムンシク ★キ・ヨンムン インチキ宗教の教祖
キム・ウォネ ★ウラジミール・コジャイェブ マフィア、情報通
チョン・ドンファン ★イ・ヨンジュン ヘイルの師、クダム聖堂の主任司祭
チョン・ソンウ ★ ハン・ソンギュ クダム聖堂の司祭、ヘイルの協力者
ペク・ジウォン ★キム・インギョン クダム聖堂の主任修道女
アン・チャンファン ★ソンサク 中華料理店配達員、元ムエタイ選手
コ・ギュピル ★オ・ヨハン ソンサクの友人、コンビニ店員
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