ご飯を炊いた

　今日は久しぶりにご飯を炊いた。間をおいて食べると白米というやつは実に美味しい。
　明治維新期、日本は目覚しい勢いで文明開化と生活向上の歩を進めていくが、日本人は肉食主体の洋食にはなかなか馴染めず、それが災いして脚気の病に悩まされる。これでたくさんの人が死んだ。原因はこの白米である。白米ご飯をそまつなおかずで食べ続けていると、含水炭素過多で人は脚気の病に冒される。
　軍艦に乗って遠洋航海をし続けた海軍の兵隊はこの病気でずいぶんなくなった。
　白米ご飯にはたくさんのおかずとたんぱく質が必要なのである。
　さて夕食だが、おかずを作る気力はないので、トマト、キムチ、それとご飯に卵を溶いて醤油で食べた。あと、ジャガイモを茹でておいた。お腹が空いたら、これを食べるつもりだ。
　日々、食生活の大変さを思い知らされている。