PSY「江南スタイル」日本でヒットしない理由は? =米誌
米タイム誌(電子版)は17日までに、韓国歌手PSY(サイ)の世界的なヒット曲「江南スタイル」が日本でヒットしない理由を分析する記事を掲載した。
記事は「もしあなたが韓国のラッパー、PSYのヒット曲に飽き飽きしたら、荷物をまとめて日本に行けばいい」とした上で、ガールズグループ「少女時代」をはじめ、K-POPの人気が高い日本で「江南スタイル」がヒットしないのは「逆説」と皮肉った。
日本でヒットしない第一の理由は日本メディアの「無視」を挙げた。この1か月間、大多数の日本メディアは「江南スタイル」ブームを詳しく伝えていないという。PSYの事務所が「江南スタイル」の日本語バージョン発売を遅らせているのも日本でヒットしない理由に挙げた。
また、竹島(韓国名:独島)領有権をめぐる両国の外交摩擦も背景にあると指摘した。PSYが世界で注目を集め始めた8月末、両国間の緊張が高まったことを受け、韓国の大衆文化に対する日本人の関心が低下した影響があると説明した。
これについて、記事では「恥ずかしいこと。(PSYの)『馬ダンス』で解決できない外交摩擦はない」とした。
(K-POPニュースより)
PSY(サイ)の「江南スタイル」がヒットするまでのK-POPはアイドルスタイルとダンススタイルの混在したものだった。二つのスタイルが合わさり、それぞれの比率で広がり、K-POPは世界各地で支持を得ていった。
アジアのK-POPはアイドルスタイルが7か8、ダンススタイルが2か3の割合で人気を出していっていたのだと思う。すなわち、顔やスタイルを恋人のように愛され、歌やダンスが人気を出していたのだ。
しかし、顔や肌の色の違う他の地域はこの割合は逆になっていたのではあるまいか。
顔やスタイルは恋人のようにではなく、友達のように愛され、歌やダンスもその延長で人気を出していたのだ。もちろん、全部ではない。あくまで割合としてだ。恋人的熱狂がなければアイドル型の歌手が人気を出すはずもないから、恋人的に熱狂したファンもいることだろう。しかし、たぶん主流はなしていない。
ぺルなと南米のK-POP人気はアジアの人気に似ていると思うものの、アジアほどの熱狂ではないと感じる。
PSY(サイ)の「江南スタイル」は恋人のような顔とスタイルはナシで発信された。つまり、友達型の歌とダンスで勝負してきたわけだ。
タイやマレーシアなど例外はあるが、「江南スタイル」の人気を引っ張り、爆発させていったのは欧米だ。「江南スタイル」は世界共通の笑いと快テンポの楽曲でダンスを楽しいものとしてアピールしたのだ。
まるで徳島の阿波踊りを見るようなこのダンスは確かに楽しい。アイドルグループの音楽はかなり習わないと難しいが、さわりのところはちょっと習えば踊れそうである。前でリードするのは無理にしても、後ろの列に入ればそれなり踊れそうである。
果たしてそういうことになってしまった。
世界中のさまざまの広場でこれのフラッシュモブが発生している。大学のキャンパス、駅前広場、街角、公園で、大勢の人たちが「江南スタイル」を楽しそうに踊っている。見物する者はさらに大勢で一緒になってこのダンスを楽しんでいる。
「江南スタイル」は乱痴気騒ぎのダンスといった感がある。日本では盆踊りのようなダンス音楽と言ってよさそうである。
仮に日本語バージョンが売り出されても欧米ほど熱狂的話題を集める音楽とはならないのではないか。
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