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K-POP、世界的ブームへの道のり⑤◆BLACKPINK

K-POP

2020-11-26 22:26:55

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K-POP、世界的ブームへの道のり⑤◆BLACKPINK

今年大活躍のBLACKPINK…来年こそグラミー賞へ

世界的なブームを牽引！BTS（防弾少年団）からBoAまで、ビルボードに名を連ねた6組の軌跡　

★人形のようなルックスは基本。ダンス、歌、トーク力まで兼ね備えた宝石を集めたら、とんでもないガールズグループが誕生した。デビューから尋常ではなかった。BLACKPINKは、2016年8月8日にデビュー。「WHISTLE」「BOOMBAYAH」をリリースし、韓国の各音楽配信チャートで1位を記録した。しかしこれは始まりに過ぎなかった。彼女たちは韓国はもちろん、世界の音楽市場で大きな反響を巻き起こした。海外進出の第一歩は日本だったが、デビューミニアルバムはオリコンデイリーCDアルバムランキングで堂々と1位を獲得した。
　ビルボードも凄まじいスピードで掌握した。2018年、「DDU-DU DDU-DU」が「HOT100」55位を獲得したのを皮切りに、デュア・リパ、セレーナ・ゴメス、レディー・ガガらとのコラボを通じてチャートを席巻し、“ビルボードの常連”になった。最近発売した1stフルアルバム「THE ALBUM」は、「アーティスト100」の1位を記録する快挙を成し遂げた。デビューからわずか4年で成し遂げた驚くべき成果であった。それだけではない。BLACKPINKは、“YouTubeクイーン”としても有名で、公式チャンネルの登録者数は約5300万人に達する。これは韓国の人口に当たる数値で、ジャスティン・ビーバーに続き世界2位に該当する記録である。今のペースなら、遠からずYouTube登録者数で世界トップを獲得するかもしれない。

★　米誌タイムが発表する年末恒例の「今年の人（パーソン・オブ・ザ・イヤー）」の候補に韓国の人気グループ、ＢＴＳ(防弾少年団)とＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（ブラックピンク）が選ばれた。２５日（米現地時間）現在、オンライン投票が行われている。

　BLACKPINKは今年、大活躍してワールドスターの仲間入りを果たした。
　毎年のワールドツアーを通じてBTSは米国での人気を着実に押し上げてきた。夏に出した新曲「Dynamite」でビルボードのメインチャート「Hot100」で1位を達成し、ワールドスターの座を不動のものとした。
　そんなBTSに負けない活躍をしたのが今年のBLACKPINKだ。
　6月に出したカムバック曲 'How You Like That'（再生回数6億6千万）、 1か月前に出したカムバック曲‘Lovesick Girls’（再生回数2億6千万）、2か月前に出したカムバックコラボ曲'Ice Cream (with Selena Gomez)'（再生回数4億１千万）➡いずれもYouTube➡を見れば、BLACKPINKの音楽がいかに世界中のファンから愛されているかが窺い知れるだろう。
　常識的に見てBLACKPINKの弾き出した数値の10分の１の数字を叩きだせるなら、十分に人気アーチストの資格がある。'How You Like That'は6月に公開して5か月しか経っていない。それで6億6千万の再生回数だが、6千6百万だとしても人気ぶりを疑う者はいないだろう。
　その10倍。つまり今年のBLACKPINKは破格の人気と活躍を続けて来ているのだ。
　米誌タイムがBLACKPINKを年末恒例の「今年の人（パーソン・オブ・ザ・イヤー）」BTSとともに候補に挙げたのは当然と言ってよいだろう。
　ＢＴＳはＫ―ＰＯＰアーティストとして初めて米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞の「最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされた。
　BTSと並ぶ活躍を見せたBLACKPINKもグラミー賞云々が取りざたされたようだが、残念ながらそれは叶わなかった。流行だけでたどり着けないのがグラミー賞といったところか…。BTSには3年の実績に今年の更なる活躍が加わってのグラミー賞ノミネートだった。
　しかし、BLACKPINKも来年につながる活躍を見せたのは確かだった。