雨の記号(rain symbol)

日本初のコンサートとバラエティ力(IZ*ONE)







日本発のコンサートとバラエティ力(IZ*ONE)
 Concerts and Variety Power from Japan (IZ*ONE)



 IZ*ONE、日本初となるツアー「EYES ONE ME」IN JAPANがついにスタート! 絆を深めてきた12人が遂に日本初コンサートのステージに降臨




 IZ*ONEがデビューしたのは昨年10月。以後、あれよあれよ、の活躍を見せた。またたくうちに人気ガールズとなった。
 いや、人気ガールズというだけなら、スタート当初からそうだった。
 デビューアルバムはこれまでの新人ガールズの売上記録をすぐさま破る勢いだった。年が明けての日本デビューでもK-POガールズとして破格の売上を記録した。歴代の有力ガールズ、KARA、少女時代、TWICEらの足跡を脅かすほどだった。

 デビューして10ヶ月が経過しようとする今、彼らは常にK-POPの話題と活動の中心であり続けている。
 この夏にニューヨークのKCON、ロサンゼルスのK-CONを明るく活況に満ちたイベントとしたのはIZ*ONEの存在が大きかった。
 大所帯のグループは比較的苦手と思われるアメリカのK-POPファンも、IZ*ONEのステージには沸きに沸いていた。個別メンバーに対する大きな声もかかっていた。

 印象に残る歌声。緻密なパフォーマンス。キャラ的多様さを保ちながらビジュアル度も高い。一見、お行儀のいいお嬢様風でありながら、庶民性にあふれた親しみやすさを持ったメンバーばかりなのが嬉しくなる。

 バラエティーでも力を発揮しそうだと見ていたら、テレビ番組の”しゃべくり”で案の定、その持ち味をIZ*ONEの面々は遺憾なく発揮した。

 まずIZ*ONEリーダーのウンビ。
 彼女の自己紹介が揮っていた。
「IZ*ONEのリーダーやってみま~す」
 と早口で淡々とやったのなら味気もなかった。
 だがウンビは、田園調布のお嬢様みたいに物腰やわらかく手を向け、おっとり口調で「…やってみま~す」と告げたから受け手はたまらない。ウンビの優雅な間合いにしっかり一本取られた感じだった。
 自分も思わず”ニヤリ”となったほどだ。
 IZ*ONEの”しゃべくり”は簡単な自己紹介編だったが、他メンバー編もイェナ、ミンジュ、仁美など楽しいコントや芸が満載で、それぞれに奥行きを覗かせて面白かった。
 
 まあ、”wizone”はこれをじかに楽しんだであろうし、直接動画で見た方がIZ*ONE面々の持つエンタメ性はより理解してもらえるし、ユーチューブで見ることもできる。

 ステージとバラエティでIZ*ONEの忙しさはさらに膨らんで来そうである。
 
 日本での初コンサートが14000人のファンを前に行われたというのもまたすごい。



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