お袋の付き添いで、整形外科に出掛けてきた。で、処方箋を持って薬局へ。一月ぶりだけど驚いたねぇ、大幅に改装されて、以前の面影は全くなし。
処方箋の受付には、犬のぬいぐるみが置いてあったし(犬だよなぁ、ウサギじゃないよね)、新しくなっただけでなく、いろいろ工夫を凝らしてる。
薬の説明は受付じゃなく、お袋のところまで薬を持ってきて、一つ一つ薬を丁寧に説明。その上、その場で会計を済ませてくれた。
まぁ、お袋の年齢や杖をついてるところを見て、そこまでしてくれたんだろうけど、この前、“あーゆーこと”があったんで、余計に対応の差が際立って見えたよ。
処方箋通りの(通りの薬でさえ、“あそこ”は出してくれなかったのだが)薬を出すだけじゃなくて、細やかな気遣いがあってこその薬局だよ。別に受け取る薬局は、どこでも良いんだからさぁ。
さて、話は変わるけど、昆虫料理研究家に内山昭一さんという人がいる。
小沢カオルさんや『蟲喰』などのマンガの他、テレビにも出て、極めてマニアな世界では知名度のある内山さんだけど、平凡社新書から『昆虫食入門』って本を出すらしい。
その内山さんのブログの最新記事「イナゴとバッタ」では、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の翻訳について、こんなことを書いている。
「知るがいい。わたしはおまえなど恐れてはいない。知るがいい。このわたしも、かつて荒野にあって、イナゴと草の根で飢えをしのいだことがあった」(亀山郁夫訳)
「昆虫食的立場からすれば、ここは思い切って「イナゴ」ではなく「バッタ」と訳してほしかった。イスラエルの地にイナゴがいるとは思えず、これはサバクトビバッタあるいはトノサマバッタのことであろう。聖書の誤訳を踏襲しているのは明らかで、イナゴとバッタでは読後感がまるで違う」
いやね、『カラマーゾフの兄弟』の翻訳で、イナゴとバッタの“誤訳”を指摘する人は、日本広しと言えども、内山さんしかいないだろう。
翻訳する側も、そりゃいろいろ文献にあたって調べるだろうけど、「イスラエルにイナゴがいない」ってことまでは、普通分からないし、“イナゴとバッタでは読後感がまるで違う”って感じるのも、かなり限られた人だと思うな。
ま、久しぶりに内山さんのブログを読んだけど、相変わらず飛ばしてるなー。内山さんの新刊買うかって?さて、どうしよう。新書だから手頃ではあるんだけどね。
★3月27日現在の処分数(193/300)
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