ラスト２日に全てをかける

　今日も高山村にクマが出たそうで、今度は高社神社周辺だそう。今日、アナウンスがあったのはそれだったのか。共済キャンペーン最後の追い込みで周囲で起きているニュースなど日本中がいかに騒ごうと耳に一切入ってこない。１班目で毎週恒例のコーヒーを頂いていたところで地震が【避難者増え、８万９千人に　震度６弱の余震で動揺広がる】。気象庁は「過去の事例から、Ｍ５クラスの地震がなくなるには１カ月程度はかかるのではないか」とコメント。一ヶ月！？衣食住が足りて初めて現実を直視する（最低限の）余裕が生まれるのに、その萌芽すら見えない。その重苦しい状況の続く中、【日本人男性を拉致、イラク武装勢力が声明】の報が。制止を振り切って死地に向かった本人の過失は当然ある。その点で同情の余地はないが、「テロに屈することはできない」との首相のコメントは不用意に過ぎる。確固たる決断を内外に示す“強いリーダーを演出”する狙いだろうが、前回の現地武装勢力に拘束された５人とは違うアルカイダ系の組織が相手である以上、交渉の余地はない。テロ組織の意図は「狙った外国人を殺して、その残忍な映像をネットで流し、イラクに派遣している部隊を撤退させたいという意図」で誘拐を行っているのに、この時期にこうした相手を挑発するメッセージを送ることは拘束されたのが誰であれ、救出をするのは政府の義務であることの放棄ではないのか。今回の事件をきっかけにイラクに武装部隊を送れ、という世論が起きる可能性がある。「差しあたりＴＶの討論番組などで、受けを狙って過激な発言が出てくるでしょう」というのは神浦元影氏だ。確かに、そうなることは充分予想できる。誰がそういうことを声高に言うのかも（２３：３９更新）。