クマが村にやってきた！

　高山村役場近くを配達中、役場のスピーカーから「クマが村内に出ました。外で作業をしている人はラジオのボリュームを上げるなど対策を講じて下さい」とアナウンス。その後は配達先ではクマの話題一色・・・役場の道沿いにある橋の周辺で目撃されたそうで川沿いに下に降って行ったそうだ。クマ自体は高山の山沿いでは毎年発見されるそうで、黒部地区の組合員さん曰く「罠によくかかっていて“処分”される」とのこと。捕まえたクマは２～３日餌を与えずに弱ったところで射殺するそうだ。クマとて好き好んで人間のいる領域に降りてくるわけではない。野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク名で出された【ツキノワグマの保護管理対策を求める要望書】は、やや抽象的表現があるとはいえ、問題点を適切に紹介するもので有益。【寝床は１畳分、トイレ２０分待ち…避難所は極限の忍耐】。物資を支援したい気持ちは当然あるけれども、不必要なものをミスマッチで送ってしまうより、募金のほうがいいか・・・と思っている。郵便振替による災害義援金の無料送金サービスもあるのだから活用しない手はない。現地の新潟県総合生協のサイトには救援活動報告が載っているが、つくづく大変な状況。安易に頑張ってとか言えないよ、とても。ウチの生協は２００６年度久々に正規職員の募集をするそうだ。新しい職員が入ってこなけりゃ組織の活力は出ない。もちろん、採用だけでなく現状と問題点、矛盾を洗い出して職場ごとに具体的な改善方向を出して長期に渡るビジョンを作ってこそ、組織の活力は出るってもんだけどね。