睡眠の季節

　昨日書いたように１時間睡眠。学生時代ならいざ知らず、この年齢になって後で影響が出ないわけがない。昨夜は９時間睡眠、さらに昼寝で４時間たっぷり寝る・・・それでも眠い、それはたくさん寝れば眠気がなくなるってものでもなかろうしさ。というわけで申し込んでおいた松代大本営と町並みフィールドワーク（１０：３０～１２：００）＋安斉育郎氏の講演会（１３：３０～１６：００）は参加せず。申し訳ないことをしたんだけど、この一週間の疲れもあって体が持たんのだ。風呂入って、コーヒー飲んで、寝て。要はリハビリの１日であった。【愛知万博が閉幕　２２００万人超が来場　万博旗、上海へ】「目標の１５００万人を上回る２２００万人超が訪れ、環境やロボット、ＩＴ（情報技術）などの分野で科学の最先端に接し、世界各国の人々とふれ合った。「自然の叡智（えいち）」をテーマに掲げた２１世紀初の万博は、自然との共生や持続的成長可能な社会の一端を示し、「開発型」が続いてきた万博の歴史に新たな一ページを刻んだ」←開幕直後は空席が目立った愛知万博が入場者数を増やし、人気だということは繰り返しメディアに取り上げられ、リピーターが４割を占めると言えば“大成功”・・・とばなるんだけど、果たしてそうか。当初の計画では入場者数は４０００万人（！）であったのを環境問題との兼ね合いから何度も計画の変更と迷走を繰り返した挙句減らした目標が、１５００万人であったのだ。交通アクセスは最悪、環境アセスをめぐるゴタゴタ・・・を考えれば、直前まで人気が盛り上がらなかったのを、いろいろ軌道修正して、よくここまで盛り返したもんだとは思う。とはいえ、まず　“海上の森”開発ありきの誘致計画から＜自然の叡智＞なんてテーマを後付けした“環境万博”なんてものは所詮、土建国家の“開発万博”に過ぎないわけで、どっちにしても日本でこの手の国際イベントを誘致する力もないし、有終の美で“一応”成功したってことでそれが救いってことにはなるんだけど、後は膨大な借金を長野県同様、血の滲む思いで返していかなきゃいかんという気の重いテーマが残されたわけだ。不人気ゆえ、巨人戦の地上波中継はなしで、マラソン中継（録画）をごろごろしながら観る。【野口みずきが日本新の２時間１９分１２秒で優勝－ベルリン・マラソン 】と言う快挙！の一方で”失業” するという事態も。それは本人の責任じゃないんだろうし、引く手あまただろうけどサ。そういう状況で所属する企業名を入れたゼッケンつけて走ってるの見て、オレはなんだか割り切れない気持ちがしたわけ。そう思わない？