安定剤にアロマに映画の世界

　保険関係の本に目を通したいとか、いろいろ溜まった野暮用を済ませたいとか（急ぎじゃないんだけど）何も出来ない一日。ネットを検索したら、コロコロザイーガで紹介していた＜体まるごと鍛えている、北朝鮮人民軍兵士たちの訓練映像＞なんてオバカな記事から、頭に釘打つとか、訓練犬に爆弾つけて戦車に突っ込ませるとかの動画を見ていささかげんなり。戦前日本の“竹やりで飛行機に立ち向かう”精神主義より、馬鹿らしさでは、かの国が遥かに上を行く。質の悪いプロパガンダってヤツだ（無論、指導者がそんなことを本気で信じてるはずなどない）。
　買ってきたビーズアロマライトにローズマリーのエッセンシャルオイルを１滴落とすと、香りが部屋中に広がる(^O^)/。

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　そして、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』をゆっくり読む。自然を視覚、触覚、聴覚を通して＜美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を瞠る感性＞を育むためのメッセージだ。６０ページ弱の小冊子だから、すぐ読める。
　その感性を持つ人は「たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通じる小道を見つけだすことができると信じます」（Ｐ．５０）とレイチェルは言う。
　この作品を追体験した映画版の『センス・オブ・ワンダー』をもう一度ＤＶＤで見始める。
　安定剤にアロマに映画の世界とグッズは揃った。あとは睡魔が襲ってくるのを待つだけだ。