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一瞬、普段帰るの遅いから、待ち構えてる何かの営業か?って思ったけど、営業がそんなことやらないよなぁ・・・と思って声をかけると、「大雨で歩けないのでタクシーを待ってるんです。お構いなく」だって。
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後でお袋に聞いたら、30分以上前から駐車場にたむろしていて、いきなり大声で歌いだしたり、いろいろ奇行をしていたんだってさ。以前、宗教の訪問活動で、訪問先で歌いだす輩がいるって聞いたことあったけど、その“歌う珍味売り”と同じ匂いがしたなぁ。ま、その手の勧誘に付き合うには、それ相当の労力が必要なわけで、そんなことま真っ平御免。ま、その彼女は、しばらくして本当に来たタクシーに乗って、いずこかへと去って行ったんだけどね。
僕は幽霊も超常現象も一切信じない人間だけど、本当に怖いのは、その手のものより、生身の人間。何者だったんだろうねぇ、彼女は
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