灯台下暗し・・・廃墟はウチの裏にあった

　いろいろ疲れがあってパソコンつけっぱなしで寝てしまった。起床は４：３０、そのままＴＶで新潟地震の速報を見続けていると時間が経つにつれて想像を絶する被害だったことがわかってくる。台風で弱った地盤を地震が襲った不運、逆に３度に渡る振動でエネルギーが分散されたのはひょっとしたら幸運だったのかもしれない。一気にエネルギーが分散されていたら原発は・・・【勝谷誠彦の××な日々】の記述は説得力がある。一番危ない！とされていたのは東海地震の予想震源域の真上にある浜岡原発だけれども、ここではマグネチュード８．５という現実に起きそうもない揺れを想定しているから「絶対大丈夫」と推進側は主張しているのだ。問題は想定できないような“揺れ”があったらどうなるのか？トラブル続きの原発行政を見てると安心していいのか不安になる。【原発震災を防ごう！　】にあるようなことは杞憂であるに越したことはない。ま、今回は柏崎・刈羽原発は問題なかったようで、とりあえず一安心。生協関係は組合員、職員の被害を調査中で停電やセンターの破損もあったとのこと【新潟県中越地震に関する生協関係の情報【第１報】】【新潟県中越地震に関する生協関係の情報【第２報】　】。ニュースには土砂崩れで転落したトラックが何度も報道されていたけれども原発関係の核燃料はトラックを使って高速道路で輸送される。それがもし、事故にあったら・・・と思うと・・ね。新潟県といっても被害には地域差があるわけで、現地の人の日記を発見【Diary*　】。そんな状況の中、自分は７時前から自宅前の草刈り。区で一斉にやることになっていて表通り沿いはよく刈ってあるものの、裏は凄いことになっている。１時間強、やり続けるともう腰が痛くて・・・。ウチの裏は廃屋になって１０年余、蔦は枯れ、ドラム缶は錆付き、煙突は倒れ、２Ｆの窓は割れていて廃墟（というか廃屋）のムード満点。何だ何だ、廃墟の写真集やＤＶＤを買ってるけど、灯台下暗し。裏の家が廃墟だったとは。近々取り壊す予定だそうだから、その前に写真でも撮っておくか。午後、紅葉の写真を撮りに高山村へ。ただ時間が遅く、松川渓谷はちょっと無理で山田温泉近辺でお茶を濁す。ついでに廃車の写真も何枚か撮る。結局、どこ行っても廃墟から離れられないな、俺は。