“三度目の正直”小串鉱山、廃墟への旅

　昨日に続いて快晴！このところ雨も降ってないし、来週は土曜日は親父を陋見に連れてかなくちゃいけないし、日曜日は松代のフィールドワークと安斉育郎氏の講演会に行く予定。去年２回行って天候に恵まれなかった小串鉱山に行くのは今日しかないと朝食をそこそこに高山村へ向かう。標高は２０００ｍに近い鉱山周辺は天候の変化が激しく、目前まで晴れていても厚い雲に覆われることがしばしば。余程の晴天でなければ視界は良くないし、石が散乱して一面硫黄に覆われてるから、足場が悪い。このところ天候に恵まれ、快晴の今日は“３度目の正直”の千載一遇のチャンス！給油をしたり多少の寄り道をして１時間２０分ほどで群馬県境の駐車場へ。天候は最高！多少雲はあるものの、これだけ天候に恵まれる休日なんて当分ないだろう。駐車場には１０台ほど止まっていて、高山植物を観察するため登山道に向かったり、家族連れでテーブルを並べてくつろいだりしてる。いいねぇ・・・祝日で明日も休みなんだろう。こちとらはその登山道と逆方向を下り、廃鉱山に向かうのだ。道に迷いつつ約３０分で地蔵堂へ。前回は視界が極端に悪かったのだが、今日は快晴・・・風景がずいぶん違う。地蔵堂の落書き帳を見ると昨日も一昨日も訪問者がある。定期的に掃除に来てくれてる人もいるらしい。今回はほぼ鉱山の全景を見ることが出来たのだが、誤算だったのは鉱山自体は平坦だと思っていたのが、対象物まで近づいて撮影するにはかなりきつい勾配を登らねばならなかったことだ。前にも書いたようにかなり足場も悪いから、何度も足を滑らせ、腰と膝を強打！下手すりゃ捻挫か？という場面は何度もあった。結局、一番行きたかった選鉱所跡も上から撮影は叶わず。足場もそうだけど、ルートの確認が不十分だったから、疲労困憊でそんな気力なかったんだけどね。全てを回りきれなかったんで有名な回転シーソーも撮影できず。選鉱所では“廃墟探索中”のお仲間（？）を発見。バイクで走り回ってるグループもいた・・・先方はさび付いた鉄の破片や機械を熱心に撮ってるオレを不思議そうに眺めてたが、小串は“廃墟探検”の聖地なんだよっ！マニアの・・・。思い切り疲れたし、身体の節々は痛いけどね、三度目の正直で格好のロケーションに恵まれ大満足！撮った写真は仮公開中で近日中にコメントをつけるつもり（前回の訪問記“小串鉱山をめぐる旅”）。トップページからフォトギャラリーを選択すると見れます。