お袋をデイに送り出し、しばし熟睡。F1のブログをちょいと書いて、長野駅前の平安堂へ。いやー暑い・・・溶けるどころか、焦げそうだ。店内に入って、しばし本を物色。TPP関係の本もまとめて読みたいんだけど、今はどうしても震災や原発本になる。
東電や、“御用学者”を刑事告発する会見をやったばかりの広瀬隆氏がまた本を出してるし、武田邦彦教授が、「3.11後」に出した本は、もう何冊目になるか分からない。
広瀬氏のDVD(市民団体制作、1000円)は、全部見たけど、あの人変わってない。全然変わってない。
23年前に講演会を聞きに行った時から変わったのは、講演会で、OHPを使ってたのが、パソコンを駆使するようになったことと、歳を重ねたことだけ。原子力産業は無能で無責任で、大事故がいつ起こるか分からないという悲観的な見通しを、淡々とした口調に時折怒りを交え、聴衆を巻き込んでいく。
僕は広瀬氏がデマゴーグだとは思わない。震災前から、現在の事態をある程度予測してもいた。だけど、あの人は人の話を聞かない。講演でもインタヴューでも、殆ど一方的に喋り続ける。
そして、聴衆に「知恵を出して行動することを促す」だけ。言いっ放しなのだ。
それは今も昔も全然変わってない。
立ち位置がほとんど変わらない小出裕章助教の方が、講演時に質問に答え、処方箋を見いだせない時は、「私には分かりません」とはっきり言う。もちろん、そんな小出氏の態度が、“反原発”で本を売って儲けておいて無責任って評される所以でもある。
ただ、小出氏の方が、対話すら拒否して一方通行に持論を捲し立てる広瀬氏よりは、人間的に正直に思える。まぁ、小出氏の本を読んでて疑問を抱くところも多々あるんだけど。その辺は、今日買った新刊『原発はいらない』(幻冬舎ルネッサンス新書)とベストセラーになってる『原発のウソ』と合わせて感想を書こう。
僕は原発に反対の立場だけど、だからって、立場が同じ=同意見ってわけじゃないんだ。
<息抜き動画>
もう一冊買ったのは、浜島裕英『F1 戦略の方程式』(角川ONEテーマ21)。浜島さんはF1ファンにはお馴染みのブリヂストンタイヤで総指揮を執った人。作家によるドキュメント(『F1地上の夢』など)や、モータージャーナリストの本や、『F1の経済学』のような本とはまた違う、現場で開発の指揮と執った人の本だから、読み始めると面白い面白い。
それもタイヤメーカーは、複数のチームだったり、あるいはワンメイクで全てのチームにタイヤを提供するから、チームの関係者やF1ドライバーの回顧録ともまた違う面白味がある。
F1参戦が1997年なので、僕の一番好きだったセナ・プロ時代の記述は基本的にはなさそう。でも、良いよこれ。気分転換には最高だね。
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haikyotansaku
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