父の初盆も、無事に終わりました。
子供達は、それぞれに不思議な体験をしました。
お姉ちゃんは、じいじの「ちいちゃんおまたせ」という声を聞き・・・
みほは、じいじの足音が後ろまで近づいたかと思うと
スーっと、書斎の方へ消えて行ったと。
私はというと、父の夢を見ました。
とても、楽しそうにしている父の夢を見ました。
父の夢を見るのは、何十年ぶりでしょうか・・・
無事に我が家へ到着して、ゆっくりと帰って行ったことでしょう。
いろんな行事を、ひとつひとつ終える毎に『死んだんだ・・・』って現実を突き付けられます。
死を迎える時、人は何を考えるのでしょう。
父は、死ぬ間際に何を考えていたのでしょうか。
おねえちゃんが言いました。じいじにもう一度会って
「ありがとう」と「ごめんなさい」を言いたいと。
みんな、無くして改めて大切なものを知るのです。
うちの子供達も、それに気付く事ができて良かったと思います。
父の深い愛情のお陰で、優しい子供たちに育ちました。
お父さん!!