走れ！DAD'S！！①

富士スピードウェイの朝は早い、
仮眠をとり気がつけば、いつになく毅然で悠々とした富士山が目の前に拡がる...

今回のレースには、仲間たちくわえHIROの息子のTAKUも同行した。
TAKUは、この4月から高校に通う様になった、、、気づけば-Growing Up!!-
蛙の子は蛙とは、よく言ったもんだ、車（レース）に興味があるらしく
最近では、カートを手に入れ走り始めたそうだ...

パドックに入った僕たちは、早速、-IKUTA CAMARO-を積車から降ろし
車検のための準備にかかりるが、HIROの参加する-F-クラスの車両は、
その殆どが日本車！軽量かつバリバリのチューニングカーばかり
これがマジ速いんだよぉ～アメ車は、重量級の-IKUTA CAMARO-だけ
しかも、プロのレーサーも参加してるとの事...
でも当のHIROは、何てことない余裕な表情で、プラクティス（予選）に向った

一周目、富士の長いストレートを駆け抜けていく-IKUTA CAMARO-
１コーナー手前で一台を抜き去るが、でも白煙が...！？！？
レース・アナウンスで、ゼッケン⑤番の-IKUTA CAMARO|-に停止命令が出される
マジ！？！？いったい何があったんだ！！？？仲間たちに動揺がはしる...

ピットに戻ってきた-IKUTA CAMARO-、潤滑系のトラブルでオイルが噴出したとの事
オフィシャルからも「この状態じゃ～決勝に出場はむりだね。」なんて言われる始末、
このレースに出場するために、ココまでどれだけの時間と労力をかけてきただろう？
簡単に投げるわけにはいかないさ！
彼はすぐに、ボンネットを取り外し、トラブルの原因を探し始める
調べていくうちにトラブルの原因は、潤滑系だけではなく、電気系にもあり
オルタナネイターがダメでバッテリーもダメになり、スターター回りも鈍くなり
エンジンを始動する事も不可能な状況になる。。。

決勝参加は無理かも？？？と、最悪な状況が僕らの頭に過ぎるが、
だけど、そこで諦めるようなHIROじゃない！
メカニックのKOJIMAらと、あれやこれやと、、、
午後から開催される決勝レースに向け-IKUTA CAMARO-をいじりだす
その結果、-IKUTA CAMARO-が決勝に参戦できる事に！

まわりに安堵の表情がもどるが・・・？？？


　　　　明日に続く予定！？！”？