KUNIの気まぐれLOCAL BLOG

ローカルな私的話題を中心としたブログです。

ごんぎつねの故郷だから・・・

2006-11-30 19:16:59 | ローカル話題
僕の住む地区は、あの「ごんぎつね」で著名な童話作家-新美南吉-の故郷なのだ・・・
カミサンのお祖父さんは、南吉と同級生だったし、「ごんぎつね」に出てくる
-兵重さん-は、2軒となりに住んでいた実在した人らしい・・・
近くにも、-新美南吉記念館-なんかもあって、意外と多くの人たちが訪れてるのです。

それはさておき、実は、一半年ほど前から、僕の勤め先に、キツネらしき動物が、
時たま現れていたのだが、まさか~こんな所に野生のキツネがいるわけないよなぁ~
でも、一年くらい前に、その動物を間近で見て、間違いなくキツネだと確信できたのだ!
この辺にも、キツネが生殖しているんだよ!
で、そのキツネの名前を勝手に「ゴン」とつけたのだ。

それ以来、月に1・2度くらいのペースで、仕事場近辺にに現れていたのだが、
ここ3ヶ月くらい見かけなかったから、気になっていたのだが、
今日、久しぶりに「ゴン」が、姿を見せた、、、でも何かおかしいぞ!?
後ろ足に何かがくっついているぞ!!!
名前はなんていうのか知らないが足を挟んで捕まえる仕掛け道具(罠)が、
くっ付いたまま逃げてきてるじゃないか!
よく見ると、もう足が腐ってちぎれそう・・・マジかよ!
あまりに可哀想だから、同僚が、市に問い合わせ保護を依頼してみた、
が、、、電話対応で、いろんな課をたらい回し、、、
挙句に「自分で捕まえ逃がしてあげてください」と、言う・・・
は~???なんじゃそりゃ~???

何度も電話で保護を要請したら、結局、環境なんとか?というところの人が二人来て
大きな網とかで捕獲し、そのまま逃がしただけだった、
挟まった足は、残念ながら罠に挟まったまま、切除されていた・・・
11月から猟が解禁されているらしく、罠に捕まった動物は、罠を仕掛けた人のものらしく
本来、他人が保護や捕獲は出来ないとの事・・・
ま~法律上はそうなのかも知れないが、痛手を負った動物を見殺しにはできないよねぇ~

キツネの「ゴン」あのままじゃ~多分、野垂れ死になるかもな~
これも野生のキツネとして生まれてきた宿命なのかね・・・
何せ、近くの養鶏場に行っては、鶏を襲っていたみたい、、、
だから、罠を仕掛けられちまったんだなぁ~

ここの市は、-新美南吉-の故郷「ごんぎつねの故郷」なんて、宣伝しながら、
本物の、「ゴン」キツネには、ちょいと冷たい対応だったね、ま~仕方ないか、
行政ってこんなもんだもんねぇ・・・

      
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