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記録・雑感

凡夫について、雑感

2011年10月21日 | 時々の記録
1.凡夫について考えている。

 人間は例外なく、人間である以上、みんな凡夫である。普通、バカといわれる人、偉いと尊敬される人、いろいろだけど、みんな凡夫である。みんなに共通していること。それは、「自分以外のいのち」を
いただかなくては生きられない存在。

2.自分という存在。

 生きとし生けるもの、また無機物といわれる、土くれ、石ころ、岩石など無生物を含めて、考えてみれば、みな同じものではないか! 姿、形 、いわゆる目に見える現象は、刻々と変わるが、素を糺せば、
素粒子ではないか。そのとき、その時の条件で、ひっついたり、離れたりしている、に過ぎない。
 その条件のことを仏教では「縁」と言っている。 自分とは、つかの間の、仮のすがた。

3.なぜ、自然が美しいか。

 野の花であれ、丹精を込めた温室の花であれ、山奥にひっそりと、咲く、山桜であれ、野のユリであれ。四季ごとに移り変わる景色。鳥の鳴き声。渓のせせらぎ。満天の星。存在するすべてが美しい。してみれば、凡夫、善人、悪人、精神病者、犯罪者、へび、さそり、ウジ虫、死体。存在するもの。すべてが美しいのではないか!やまざくらとウジ。どちらも美しく見える時、あなたも、わたしも、こころ豊かに生きている。

4.まだよくわからない。

「いのち」が尊いとは。なぜ殺してはいけないか。なぜ、自死してはいけないか。 美しいものは尊い。
あなたも、わたしも、大自然の大循環のうちに存在する。消せるものではない。それ自体が美しい。さらなる美しき存在へと向かっているのだろうか。
                                 2011年10月21日、小雨の日

 

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1 コメント

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凡夫について、雑感 (山口英明)
2011-10-21 12:49:21
ブログの操作について、ほとんど無知。自分のブログに自分でコメントを書く空しさ。
 人生の終章を歩んでいると、先輩から便りをもらった。私にも、いずれ、死が訪れる。当然だ。最近、死、生について、よく考える。生とは?死とは?あれこれ考えて、時間が過ぎる。結論の分からぬ事を考えるより、世界平和実現の道筋を考える方が楽しいな。これも、結論は出ぬが。考えないよりましです。
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