新型ＦＩＬＡ ＮＲＫ ＮＯＳ 比較分解レビュー

前回に引き続き2015年新型ＦＩＬＡ　ＮＲＫ　ＮＯＳのレビューをしていきたいと思います。

もはや間違い探しレベルの違いばっかりです。


2014年モデルの模様
足の側面上部の黒い模様ですが、


2015年モデルの模様
黒い線の模様のでっぱりが大きくなってます。
先日S-FOURのtakkunに教えてもらった箇所。
全然気づきませんでした。。。

負けじと細かい箇所として、ラチェットバックル部分に”OPEN”の文字を発見。
写真に撮るのが難しいレベルの違いです（笑）
もしかしたらロット違いの可能性もあります。

※ロット違いとは
作った時期や工場などでの多少の違い。個体差と同じような意味。


カフを外してみましょうか。
バックル、カフ部分に違いは無し。
前回書いたバックル受け部分の色だけ黒からグレーに変わっているぐらい。
これもロット違いの可能性大。


カフボルト＆ボタン（？）の違い。
2014年モデル（左）、2015年モデル（右）

2014年のボタン（左下）はアルミ製で真ん中のへこみは丸型。
2015年のボタン（右下）は金属製で真ん中のへこみは真っ直ぐな部分あり。

アルミの方がもちろん軽く、金属製（ダイキャスト）は重い。
ダイキャストの方がメッキがピカピカで綺麗。


カフボタンのへこみが変更になったのでブーツのカフ取り付け部分も変更に。
2015年では丸じゃないのでカフボタンに上下違いさえあればカフでのカント調整が可能だったはずなのに。。。
もったいない。
もしかしてオプション品で設定されているとか！？
ボタンの緩み対策としての回転防止の為なのかな？


2014年モデルは丸型なので上下も前後も差がありません。


インソール


インソールの裏側。
特に変更なさそう。
足型がちょっと細めな感じなので違和感ある人はインソールを変えることで履いた感覚が全然違います。
ひで爺は標準インソールが足に合わないので変更しています。


フレームを取り外した裏側。
前３箇所、後ろ１箇所に取り付けネジ穴あり。


2015年モデル（左）、2014年モデル（右）


専用低重心フレーム


特に変更は見られない。
多少の違いはあるものの、ロット違いの個体差の範疇ですね。


2015年モデル（上）
2014年モデル（下）


並べたものを真横から。
2014年モデル（手前）
2015年モデル（奥）


前後逆にしてみた。
2015年モデル（手前）
2014年モデル（奥）







ブーツかかとのフレーム取り付け部分の形状が変わっている！
触れている面積が増しているので操作性に若干の向上が見られる可能性大ですね。
本体がプラ樹脂でもこの部分のみアルミにしているモデルもあるぐらい需要な箇所なのでこのちょっとの違いでも性能向上の可能性はあります。
恩恵を感じられなくっても恩恵を受けている可能性有り、な部分なので気にする人は気にしたい、、、ぐらいかも知れません。
中身の体積も増えているのでショック吸収能力向上？そっちは体感できるレベルじゃない気がしますね。


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