国立中央博物館 ２０１０．ソウル その７

　国立中央博物館

　その方は３Ｆの一番奥まったところに静かにお座りでした


　この博物館は世界で６番目に大きな博物館だそうです

　そして、韓国太っ腹！なんと、入場無料でした

　まずは外観から

　　　

　　　

　　　

　　　

　建物が見えてからたどりつくまでたいへ～ん

　東洋的な池の向こうにモダンな建物

　ひろ～い階段の左右２つの展示場がわかれていて常設（右側）と特設（左）です
　この右側の奥の奥にいらっしゃいますよ～

　この中央の階段、下からは空しか見えません
　向こう側の景色が気になるので最初は必ず昇ってしまいますね

　　　

　階段上から博物館をみたところ

　　　

　　　

　そして上りつめた向こう側が

　　　
　ちょっとがっかりかも・・・ソウルタワーがみえますね

　さあ、階段をおりてガラス張りのエントランスへ


　３階からエントランスをみる

　　　

　振り返ると・・・

　　　

　３階までの吹き抜けで周りに展示室です

　あの方は一番奥のちょっと見落としそうな場所に静かにお座りでした

　大きな壁で区切られているので遠くから見えることはありません

　壁を回り込んで薄暗い部屋に入ると・・・

　


　　「半跏思惟像」
　　　

　　　

　　　

　立派な博物館のなかでも特に特に特別な展示
　その周りだけ静謐な時間が流れています
　
　目の前に椅子も置いてあるので静かに対峙するのもいいですね

　一人の素敵な青年がひたすらその場で資料を読んだりメモをとったりしていて
　その姿が印象に残りました
　（ちょっとソン・シギョン風だったからかな）

　本当は撮影禁止なんですが

　ケンチャナ～なお国柄なのか、皆さん　撮りまくり～

　いけないとは思いつつ”みんなで撮ればこわくない！”（ごめんなさ～い）

　日曜日で混んでいましたが必ず人の流れが途絶える時がありますので
　いかれる方はぜひ長い時間このお部屋にいて
　一対一で観賞してくださいね

　目の前に座るとすべての欲がなくなるなァ・・・心が洗われるわァ～
　（まあ、部屋を一歩出ると忘れますけどネ。。。）


　ここからは心をおちつけてゆっくり展示をみてまわりました

　こんな展示室も

　　　

　こちらの博物館　展示の仕方がすごく素敵です

　段差をつけたりスポットをあてたり、
　作品の周りによりよく観賞できるような装飾をさりげなく施したりと
　作品よりもその方が観賞に値したりするくらいです

　見せ方のお手本のようでした

　これから行かれる方はそのあたりもチェックすると倍楽しめますよ～


　１階の奥には「「敬天寺十層石塔」
　どこからも観賞できいろんな姿をみせてくれます
　３Ｆからみたところ

　　　

　１Ｆからみたところ

　　　

　　　

　
　歩き疲れて中２階にあるカフェでやすんでいると
　（巨大マフィンを激食中）

　　　

　そ～っとちかずいて来た方に韓国語で話しかけられました、それもかなり長く・・・

　最後までお聞きしてさりげなく

　『私たちは日本人です』（韓国語で）
　最強Ｋさん、韓国人のように自然に応対（すごい！）

　『え～ッ！？日本人の方ですか？？？！』（日本語で）と韓国語からいきなり日本語にチェンジ

　実は７ヶ月前から韓国に留学している学生さんでした

　なんでも学校の宿題でアンケートをいろんな年齢の方にしなければいけないとのこと

　日曜日の博物館ならいいのではといらしたそうです

　それにしても私たちは完璧韓国人と思われてしまったみたい

　彼女が言うには私たちのくつろぎかたが完璧韓国人だったそう

　でも『よくよくお洋服などをみれば日本の方ですね～』ということでした

　せっかくなのでアンケート協力させていただきました
　（今も頑張っているかなあ、
　　たくさんのものを得て留学生活を楽しんでいただきたいですね）

　　　

　帰りに見た夕陽にうつされて壁にできた模様

　　　

　何時間かではとうていみきれず次回もぜひ訪れたい場所です


　その８につづく・・・