愛でひとつHeart-Gate

私達はもともとひとつ!!
本来の自分の感覚を思い出そう!!

その後のYさんの体験気付きをお話し下さいました

2006-10-10 12:52:32 | 過去のセッション感想
今日、報告したい出来事がありました。
ニューヨークのテロ事件を扱った『ワールドトレードセンター(WTC)』という映画を観てきました。
上映中、身体が震えだして涙が止まらなくなりました。
目から涙がでるというより身体の奥底から涙がでている感じで、
どんどん涙が溢れてきて止まらなくなりました。
上映が終わった後も涙が止まりませんでした。
僕は今までほとんど泣いたことがありません。
どんなに悲しい映画やドラマを観ても涙を流して泣くことはありませんでした。
それなのに今日は何でこんなに涙がでるのか訳がわからず、「僕、何でこんなに泣いているの?」と自分に問いかけてみました。
最初は答えが出なかったけど、しばらくして「世の中にはやっていいことと悪いことがあるやろ!」という言葉が浮かんできました。
その時は、お客を乗せた飛行機を6万人の人が働いているWTCに激突させるというテロ事件のことを言っているのやと思いました。
上映が終わるまで僕はテロ事件の犠牲者に対して涙を流していると思っていました。

でも、違いました。 
帰宅途中、まだ半泣きの状態で自転車に乗っている時、気付きました。
自分の身体の中に,映画の字幕を読んでストーリーを理解しようとしている冷静な自分の他にもう一人の自分がいました。
もう一人の自分とはエレベーターと電車に閉じ込められて死の恐怖を経験した自分です。
そのもう一人の自分が、WTCの瓦礫の中で閉じ込められている犠牲者と自分の過去の体験が重なって(その時の状況が重なって)
「助けてくれ」と叫んで泣いてしまったと思います。

事故後の4年間、早くこの奇妙な病を治さないといけないというプレッシャーで頭がいっぱいになっていて、
恐怖体験に脅えた自分が心の奥底に隠れていました。
それが、今日、映画で似かよったシーンを観て、心の奥底に隠れていた自分が一気に前面に出てきて
自分でコントロールできないくらい泣いてしまいました。
でも、泣き尽くして涙が出なくなった時、心が軽くなりました。
心の奥底に隠れていた恐怖体験に脅えた自分が涙と共に消えてしまったように思います。

次の日の気付き
「僕、何でこんなに泣いているの?」と自分に問いかけた時に「世の中にはやっていいことと悪いことがあるやろ!」という言葉が頭に浮かんだことを書きましたが、
僕が文句を言った相手はテロリストでは無く、真っ暗のエレベーター内に僕を閉じ込めた管理会社と長時間も電車内に閉じ込めたJRに対して文句を言っていたことに気付きました。
その言葉で涙が止まらないくらい出てきたと思います。


★~★~素晴らしいです~★~★~
ご自分の中の恐怖と向き合われたのですね…
プレゼンスは本当にその人に合ったプロセスを用意してくれるのだと
Yさんの体験を聞かせて頂いて…本当に素晴らしいなぁ~と実感しました
ありがとうございました。
コメント
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