ライス米国務長官のテロ支援国家指定解除発言を踏まえて、6月21日産経抄。
イソップの寓話から切り込みがスマートでした。
文中、「農夫と蛇」の段、改めて一過性の健忘症に陥る日本人の国民性を反省させられる。
同盟、盟友と言えども、やはり基本は冷徹な<国益><個々の政治的背景>が優先せざるを得ないこと事を。
ただ、活火山が記憶していた「農夫と蛇」は<寒さで弱っていた蛇を懐に入れて助けた農夫が、元気になった蛇に咬まれて死ぬ>内容であった記憶がある。
いずれにせよ、日本が彼の<農夫>になって死ぬのはたまらんし、また<斧でえぐられた岩と墓標>を一つの教訓とすべきか。