本日(5月30日)、SSHを対象として、講義が開かれました。
山梨エコティーチャーでありう、元国立天文台専門研究職員である宮川広先生にお話ししていただきました。
テーマは「美しい夕焼けと満天の星 南米チリ/アタカマ砂漠『宇宙の謎に迫る 天体望遠鏡』」でした。
先生は非常に楽しそうにJAXAの職員だったころのお話をしてくださり、生徒も夢中になってお話を聞いておりました。
標高5000mの高さにある南米チリ・アタカマ砂漠には5000もの地上絵が存在していることや、
砂漠の中でどこに住むのか、どんな動物が住んでいるのか、といったこともお話してくださいました。
30年間雨が降っていない村があり、ギネスに登録されているほど、観測エリアは雨が降らず、
それゆえに観測できる日が非常に多く、世界の中でハワイ以上に天文観測に向いている場所、とおっしゃっていました。
美しい標高5000mでの夕日や、美しい夜景をたくさん見せてくださいました。
▲先生も「撮っているときに鳥肌が立ちました」とおっしゃっていた「燃えるような赤の夕日」
生徒からも「おぉ~・・・」と感嘆の声があがりました。
ブラックホールについての説明も非常におもしろく、生徒は熱心にメモを取っていました。
質問もありましたが、先生はうれしそうに答えてくださいました。
★お知らせ★
本日の講義の様子はCATVさんが撮影に入ってくださいました。
6月10日(月)ー6月13日(木)、ほっと山梨(10ch)にて
午前7:00、午後1時、午後7時の3回ずつ放送されます。