サーフィンブーム、エレキブームの先駆け的曲となったのがこの「太陽の彼方に(原題はMovin')」である。
インスト曲だが、日本では歌詞が付けられて、寺内たけしとブルージーンズの演奏をバックに藤本好一が、本家アストロノウツの演奏をバックに田川譲二が、
のってけ、のってけ、のってけ、サーフィン、な~み(波)に、な~みに、な~みに、のれ、のれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太陽の彼方
と、モロ歌謡曲調で歌っている。当時も変だと思っていたが、今回久し振りに聴いても、やっぱり変だし、笑える。
1960年代生まれの人は女性アイドルグループの「ゴールデンハーフ」の歌として憶えている人も多いと思う。
「ゴールデンハーフ」はハーフの女の子のグループと言うことだったが、メンバーの一人(デビュー当時は5人、後に4人)は純粋の日本人であった。今の時代だったら、色々と叩かれて、大炎上って感じになっていたことだろう。古き良き時代だったってことにしておこう。
太陽の彼方に / アストロノウツ