神棚をなくしたいという相談がありました。
「えっ!」
「お祀りはいつからされていたのですか」
何でも結婚してからずっとだそうで
「この度、母が亡くなり母の勧めでお祀りしていたため、今後娘のことを思うと、自分がなくなった後のことを考えると早く無くしていた方が迷惑をかけなくてすみますから」とのこと。
この相談者は教育者の方です。
結局、わかったのは形だけのお祀りです。
神様に感謝hしてるといいながら形だけ。
神棚というものだけを見て意識が及んでいないケースです。
ご先祖様のことを伺うと、「父にも母にも感謝して御墓参りも行ってますから」と。
ご先祖様は、父と母だけではありません。
代々へその緒でず〜っと繋がっていて、誰か一人かけても自分は生まれてきませんでした。
そのことは、全く関知せず。
残念ながら意識が低い現状です。
お嬢様の縁組を望まれていますが、残念ながら縁組はなかなかまとまっていません。
神様もご先祖様も応援していてなぜまとまらないのでしょうか。
その原因を垣間見たような相談でした。
私は、人としての生き方が大事だと考えています。
どんな宗教をやっても、自分のやっている宗教が全て一番と考えたときに、その宗教は終わりをつけるのだと思います。
神仏は、宗教が生んだものではありません。
生きていく中で、当たり前に存在するものだと考えます。
今日の私は、少しムッとしてしまいました。
でも「私はあなた、あなたは私」から考えると、
自分の姿なのですね。
神社のお札が、単なる紙にならないように、
精進します。