千葉市の散歩道

千葉市のいろいろなところを写真つきで紹介します

旧神谷伝兵衛稲毛別荘

2018年05月05日 | 美術館・博物館

日本のワイン王と言われた実豪華・神谷伝兵衛が大正7年に建てた別荘でJR稲毛駅近くの国道14号線沿いにある、国の登録有形文化財に指定されている。外観はくんクリートに細かいタイルを張り付けてある。


 


入口には、べランダ風のスペースがあり、テーブルが置かれてある。

一階は、洋間で大きなテーブルが設置してある、


入口のシャンデリアの上の天井は
ワイン王にふさわしく、葡萄の模様になっている



2階は和室が二つあり、大きな今の床の間の柱は、太い葡萄の木が使われている。




別荘の敷地内に、市民ギャラリーの建物が隣接している
庭には彫像があり、緑の風景とマッチして美しい




旧神谷伝兵衛稲毛別荘

2012年10月09日 | 美術館・博物館
この建物は、JR稲毛駅から歩いて15分のところにある。市民の美術の展示場であるいなげギャラリーと同じ敷地にある。
この洋館は明治の実業家神谷伝兵衛の別荘として大正7年に建てられた。
神谷伝兵衛は、生涯を日本人のためのワイン作りに捧げた人物である。
この建物は、鉄筋コンクリートの建物としては、千葉市で最も古い建物で関東大震災のも耐え抜いた。
現在は国登録有形文化財となっている。



建物の正面はロマネスク様式の5つの連続アーチからなっている。


1階は洋間がある。



2階は和室がある。



1階から2階への階段には素敵なランプが設置してある。


〒263-0034
千葉市稲毛区稲毛1丁目8番35号

℡ 043-248-8723

開館時間 午前9時から午後5時15分
休館日  月曜、年末年始

入館料  無料

千葉市ゆかりの家・稲毛

2012年10月02日 | 美術館・博物館
この家は中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅薄儀の弟の薄傑夫妻が、成婚後の昭和12年に半年ほど居を構えたところである。
風情のあふれた邸宅である。

かの妻の微笑や今何処
 庭にたたずみ胸の騒ぎを覚う
   夫婦の契り昨日のごとく
 愛しき想い出 老いのみに堪え難し
   千葉稲毛海岸旧居にて  薄傑

この家の裏に白雲木の木が1本ある。
溥傑(ふけつ)の妻浩(ひろ)さんが満州国新京に赴くとき、
貞明皇太后から「満州に植え、日本と中国をつなぎ、新しい命の花を咲かせるように」
と下賜された木の種子が幾多の曲折を経て、ここに植えられたものである。


所在地  千葉市稲毛区1-16-12
公開時間 午前9時から午後4時半
休館日  毎週月曜・祝日・年末年始
入館料  無料
敷地面積 1,129㎡