アントン・チェーホフ作
ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本、演出
19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた美しく広大な領地は、すでに抵当に入れられ、まもなく競売にかけられらる運命に…。そんな中、ある者は、厳しい現実をよそに過去にしがみつき、ある者は新しい時代を夢みて前を向く。屋敷をめぐる人々の思いが交錯する中、いよいよ競売の日がやってきた…。
(フライヤーより)
家に本があるけど、数ページで読む気が失せてしまうチェーホフ。
けど、ケラの手にかかると笑えますわ〜^_^
天海祐希の貴婦人は、堂にいってるね〜!
お気に入りの池谷のぶえさんが、また可笑しな女中役で、高い声と動きがいつになく乙女チックで可愛いかったです。(だいたいはおばさん役でおじさん役してるのも見た。)
さて、東京の評判が良さそうなので、行こうと思ったが、すでに完売。で、当日券を狙うことにした。ネット検索すると、当日キャンセル待ち予約(前日しか買えない)というややこしいチケットがあると知った。ゲットできた。
初めてのSkyシアターMBS。Skyシアターって、キッテ大阪の中なのね。交通の便はよし。さあ、どんな席になるのかと、ちょっとドキドキしつつ、壁際に並ばされて待つ。呼ばれて見せられたチケットは補助席12000円。補助席なのに12000円!?
むむむ、なら9000円の席でいいのに…
東京だと5000円の席もあるやん…
しかもSkyシアターの方が座席数多いやん。なんで、5000円席ないのん?新しいから?
まあ、当日券とは一か八かだしな、観られるだけよしと自分に言い聞かせ、補助席って、どこですか?と聞くと、劇場の真ん中あたりにある通路の両端に椅子が並んでます。とのこと。
後ろ扉から入り、つつつと前に降りていくと中間あたりに有りました。補助席コーナー。
それはまるで最初から補助席を置くように空間をあけてるような場所。
これじゃ当日キャンセルの席じゃなく、あらかじめ当日客を当て込んで作った補助席コーナーの椅子やん。なんかモヤモヤする。
ん?今、きがついたけど、そこは車椅子スペースなんだわ。そこが、空いているので椅子並べたんだ。そういうことか。
ただ、補助席の椅子はわりとゆったりしててクッションの座り心地も良かった。隣席との距離にゆとりもあった。
しかもビックリしたのは、劇中に私のまん前を役者さんがどどーと、通っていったこと。ここって花道だったのかー。
でも、寒かった!コート着て観劇した。なので、幕間にあったかい紅茶500円とナッツを購入。買わそうとして、寒くしてんのか?しかも開始時間が12時からって、幕間にサンドイッチ550円とコーヒー550円でもかってね、ってこと?隣でおばちゃんは、コンビニおにぎりとお茶ですませていたけどね。
あと、終演後のダブルアンコールは、アナウンスによって拒否されてしまった。残念😢