職人のつぶやき

HIROガラス工房主宰丹野のプログ。
毎日のガラス制作状況、展示販売放浪の旅などのおもしろおかしなお話が満載!!

今月から本格的に始動!!

2011-05-11 01:56:32 | Weblog
5月にはいり、震災からもうちょっとで2か月がたちます。

5月になってやっと農家さんも作付けをやれそうな感じになってきました。水路も仙台市のほうで修復が終了したようで水もOkになったようだ。

さて、いつまでも落ち込んではいられない。3月~4月すっかり仕事を休業状態でしたから、5月から本格始動です。

ゴールデンウイーク中は長野県にある「諏訪ガラスの里」での展示の仕事をいただきました。


↑すっごく広いガラス館です。この館の2階にはガレーやドームの展示でおなじみの新北澤美術館があります。

いつもだと新幹線で行くですが、経費節減のため車でいってきました。宿泊もお仲間の作家さんの自宅に泊めていただいたので宿泊費もうきます。高速道路もETCで1,000円だし~。助かります。

さて、今回の展示は「クラフト作家展」と名うちまして、豪華メンバーが勢ぞろいです。

まずは長野で有名なリンゴの木を利用してハンコを作っている浜石さん。浜石さんがハンコだけではおさまらず、ガラス館内にショップをもっていましてトンボ玉体験、サンドブラスト体験、ダイヤモンドポイントなどなど、体験をさせてくれるショップのオーナーさんでもあります。
そして、今回のクラフト展の中心的な人材でもあります。この方なくして今回のクラフト展は語れないでしょう!!

そしてトンボ玉では八木先生が出展。先生はトンボ玉界では「レースの八木」言われていまして、トンボ玉の中にレース模様を作るのを得意にしている先生です。レース模様の棒を作っているところがすごい!!熟練された技です。

ちょっと写真がピンボケですいませんが、作品はすごいです。



そしてもう一人の作家さんは「テレビチャンピオン」で2年連続優勝した山本さん。テレビでは何度か見たことはありますが、今回初めて会って技術を見れたので面白かったです。

↑ガラスペンなども制作しており、思わず買ってきてしまいました。


そしてステンドガラスの三宅先生。こちらの先生は主にゼネコン相手に商売してまして、国会議事堂のステンドガラスを修復した経歴をもつ人材だ!!すっごい先生なのだ!!



最後にキルンワークやサンドブラストやエッチングを手掛ける庭野先生!!こちらの先生も主にパネルが専門。スタジオジブリで有名なジブリ美術館に設置されている「丘の上のポニョ」のパネルは庭野先生が制作したもの。こっちもすっごい先生なんだな~!これが!!

↑写真に写っている女性の方は庭野先生の奥様。お話すると大変喜作で楽しくなっちゃう奥様であります。


このような豪華メンバーの中に自分が混ざっていいのでしょうか??
ちなみに自分はこんな感じで展示してました。


もちろん自分が一番歳は下っ端!!おそれおおいぞ!!自分!!
でもみなさん気持ちのいい方ばかりでしたので変なプレッシャーもなく楽しい6日間でした。

おまけにステンドガラスの三宅先生と飲み友達になってしまいました。それも毎晩のように・・・・・震災、震災でなにもかもが自粛モードだっただけに、毎晩毎晩楽しい晩酌でした。

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